飯盒

フリー百科事典ウィキペディアに 「飯盒」の記事があります。

• (東京式) はんごー [hàńgóó] (平板型 – [0])
• (東京式) はんご​ー [hàńgóꜜò] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [hã̠ŋɡo̞ː]

飯 盒（はんごう）

1. 野外で煮炊きをするための器具。元来は軍用の道具であり、のちに登山やキャンプの際にも広く用いられるようになった。内蓋が付いており、弁当箱の代わりにもなる。素材としてはアルミニウムやアルマイトが多く用いられる。「盒」は「蓋の付いた容器」の意。
   • お昼すぎ、飯盒で炊いた飯を食い、コック上りの吉田^{（よしだ）}が豚肉でこしらえてよこしたハムを缶切りナイフで切って食った。（黒島伝治『前哨』）
   • 釜無川の山女魚の型は特に大きい。釣り上って昼飯に薪を拾って河原で飯盒に味噌汁を煮るのがうれしい。（正木不如丘『釣十二ヶ月』）
   • 昼食の時間になり、小松の蔭に腰をおろして飯盒の弁当をつついた。（岸田國士『従軍五十日』）

• 複合語: 飯盒炊爨

• ドイツ語: Gamelle ^(de)
• 英語: mess kit ^(en), messtin ^(en)
• フィンランド語: kenttäkeittoastia ^(fi)
• イタリア語: gavetta ^(it), gamella ^(it)

• ピンイン: fànhé
• 広東語: faan⁶hap^6-2

飯 盒（簡体字:饭盒）

1. 弁当。
2. 弁当箱。

• 盒飯