決
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漢字
[編集]決
字源
[編集]- 形声。「水」+音符「夬 /*WET/」。「きる」を意味する漢語{決 /*kweet/}を表す字。のち仮借して「きめる」を意味する漢語{決 /*kweet/}に用いる。
- 「会意形声文字」と解釈する説があるが、誤った分析である。
意義
[編集]語源
[編集]- ↑ Axel Schuessler, ABC Etymological Dictionary of old chinese, University of Hawaii Press, 2006, p. 326.
日本語
[編集]発音
[編集]名詞
[編集]決 (けつ)
- 結末。決着。
- (主に「決を採る」の形で)物事を決めるために賛否を表明してもらうこと。
- ただ彼がいくらか緊張したように見えたのは、論議もだいたいつきて、座長の田上が、「では、この問題の決をとりたいが、多数決できめてもいいのか。」と相談をかけた時であった。(下村湖人「次郎物語」)〔1949年〕[3]
派生語
[編集]熟語
[編集]中国語
[編集]朝鮮語
[編集]- ハングル: 결
- 文化観光部2000年式: gyeol
- マッキューン=ライシャワー式: kyŏl
- イェール式: kyel
熟語
[編集]ベトナム語
[編集]- ローマ字表記
コード等
[編集]- Unicode
- 16進: 6C7A
決
- 10進: 27770
決
- 16進: 6C7A
- JIS X 0208(-1978,1983,1990)
- 四角号碼 : 35130
- 倉頡入力法 : 水木大 (EDK)
点字
[編集]註
[編集]- ↑ 青空文庫(2011年1月22日作成)(底本:「世界教養全集 27」平凡社、1962年9月29日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/001407/files/50112_42137.html 2019年4月5日参照。
- ↑ 青空文庫(2001年8月29日公開、2012年10月1日修正)(底本:「最終戦争論・戦争史大観」中公文庫、中央公論社、1995年6月10日5版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000230/files/1154_23278.html 2019年4月5日参照。
- ↑ 青空文庫(2006年1月31日作成、2015年3月7日修正)(底本:「下村湖人全集 第二巻」池田書店、1965年7月30日発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/001097/files/43791_21660.html 2019年4月5日参照。