[go: up one dir, main page]

コンテンツにスキップ

以上

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
2024年10月24日 (木) 13:00時点におけるM-30722 (トーク | 投稿記録)による版 (感動詞)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

日本語

[編集]
この単語の漢字

第四学年
じょう
第一学年
音読み

異表記・別形

[編集]

発音

[編集]

名詞

[編集]

(いじょう)

  1. それまでに述べた事物のすべて
  2. 説明名簿目録箇条書きなどの末尾に用いて、これまでに列挙されたもので終わることを指す語[1]
  3. 手紙の末尾に用いて、敬意を表す語[1]
  4. 比較対象を上回ること。
  5. (「以上(は)」の形で接続助詞的に用いて)~からには当然
  6. (略語) 御目見以上(おめみえいじょう)[1]

翻訳

[編集]

接尾辞

[編集]

(いじょう)

  1. (数学) ある基準数量程度よりも多いこと。数量が含まれる場合はその基準を含み、含まれない場合はその基準を含まない。

用法

[編集]

同じかそれより多いという意味であるが、明らかに同じではない場合にも用いる。

  • 千人以上が集まった。
  • 一万円以上かかった。

数値が含まれない場合はそれを超過する程度をさす。

  • 「君以上の人材」
  • 「いつも以上の成果」。

類義語

[編集]

対義語

[編集]
  • 以下:基準となる数を含む
  • 未満:基準となる数を含まない

翻訳

[編集]

副詞

[編集]

(いじょう)

  1. 絶対に。

接続詞

[編集]
  1. 終了にあたってそれまでの経緯をまとめたり、区切りをつけたりする意味。ここまで。
    • 以上私がどんな風にピカソをつまらないと思っているのかあらましを述べたが、もし必要とあらばもう少し理論的に分析的にこまかくピカソ否定論を展開することはできなくはない。(三好十郎「絵画について」)
    • 以上、鈴木がお伝えしました。

感動詞

[編集]

(いじょう)

  1. 会話で議論などの打ち切りを宣言する際に用いる。

翻訳

[編集]

中国語

[編集]

発音

[編集]
  • ピンイン: yǐshàng
  • 注音符号: ㄧˇ ㄕㄤˋ
  • 広東語: yi5seung6
  • 閩南語: í-siōng
  • 客家語: yî-song
  • 閩東語: ī-siông
  • 呉語: i2 zaon3

方位詞

[編集]

  1. (日本語に同じ)以上。

朝鮮語

[編集]

名詞

[編集]

(ハングル:이상 (isang) )

  1. (日本語に同じ)以上。

脚注

[編集]
  1. 1.0 1.1 1.2 上田万年松井簡治『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第1巻、1915年10月8日、紙面219ページ、デジタル122ページ、全国書誌番号:43022818、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 954645/122