日本の暦に基づいて日時に計算を行うモジュールです このモジュールは、サーバサイド、クライアントサイド両対応です
主な機能
- 日時への変換
- 日時から文字列へのフォーマット
- 日にち、時間等の加減算・日数の計算
- 営業日の加減算・日数の計算
- 祝日の取得
- カレンダーデータの取得
npm経由でインストールしてください
npm install koyomi
var koyomi = require('koyomi');
var wareki = koyomi.format('2015-7-15', 'WAREKI');
var deadline = koyomi.addBiz('2015-5-1', 10);
public/koyomi.min.js
を読み込んでください
<script src="koyomi.min.js"></script>
<script>
var wareki = koyomi.format('2015-7-15', 'WAREKI');
var deadline = koyomi.addBiz('2015-5-1', 10);
</script>
年度とは、特定の目的のために規定された1年間の区切り方です 日本での会計年度は4月に始まり3月末に終わることが多いため、年度を基準とした計算が必要な場面が多くなります koyomiでは既定で年の始まりを4月として計算します (設定で年の始まりを変更できます)
日本の暦では、年号を使用した日付の表記(和暦)がよく使用されます koyomiでは和暦でフォーマットすることができます さらに年区切りと日付区切りの両方をサポートしています
年号 | 年区切りの期間 | 日付区切りの期間 |
---|---|---|
令和 | 2019年- | 2019/05/01- |
平成 | 1989年-2018年 | 1989/01/08-2019/4/30 |
昭和 | 1926年-1988年 | 1926/12/25-1989/01/07 |
大正 | 1912年-1925年 | 1912/07/30-1926/12/24 |
明治 | 1868年-1911年 | 1868/01/25-1912/07/29 |
(注意) 明治は1868年に始まっていますが、グレゴリオ歴の導入が1873年(明治6年)以降のため、それ以前は和暦は旧暦のこよみになります koyomiでは旧暦のサポートはしていません そのため、1872年以前での和暦のフォーマットは自動的に西暦表示になります
koyomiに設定されている祝日は、1948年7月20日に施行された祝日法に基づき計算されています 祝日をフォーマットや営業日の計算に使用できます 祝日データは2015年5月時点で決定されているものが反映されています (2016年から新しく施行される山の日まで)
ビジネス上では見積もり時に何営業日で納品など、営業日ベースの計算が必須です 営業日の計算は煩雑になりやすいため、日付を明記することが面倒です それらを自動計算させることができます
- フォーマット。
koyomi.format('2015-5-5', 'wareki')
≫'平成二十七年五月五日'
- 加減算。
koyomi.add('2015-5-5', '3日')
≫new Date('2015-5-8')
- 営業日の計算。
koyomi.addBiz('2015-5-5', 3)
≫new Date('2015-5-11')
- 営業日数。
koyomi.biz('2015-1-1', '2015-12-31')
≫242
このほかにも多くの機能を利用することができます 詳しくは下記のドキュメントを参照してください
- イントロダクション ./README.md
- 設定値 ./docs/config.md
- フォーマット ./docs/format.md
- 日時の情報取得・操作 ./docs/calc-date.md
- 営業日計算 ./docs/calc-biz.md
- カレンダー情報 ./docs/calendar.md
- 祝日 ./docs/holiday.md
- 営業・休業 ./docs/open-close.md
- 補助関数 ./docs/helper.md
関数の引数にDATEとある場合は、koyomi.toDateの第一引数に設定できる値です 便宜上DATEとしていますが、Dateインスタンスではないので注意してください 詳しくは補助関数のtoDateの項目で確認してください
使用例などにD2015-11-23
とDが先頭に追加された表記があった場合は、new Date(2015, 10, 23)
の意味です