TextMesh Proでワールド容量を増やさないためのフォールバックフォント 日本向け
TextMesh Proにはフォントアセットが必要ですが、日本語フォントは文字数が多く、そのまま含めるとワールド容量を増加させてしまいます。
Fallback Fonts機能を使ってVRChatクライアント内蔵のNotoフォントを使うことで、容量増加無しに日本語フォントを利用できます。
本アセットはFallback Fontsに設定する空のフォントと、エディタでのプレビュー用の日本語文字セットが含まれるNoto Sans JPフォントアセットを含みます。
日本語文字セットはkgsi/japanese_full.txtを利用しました。
- https://vpm.narazaka.net/ から「Add to VCC」ボタンを押してリポジトリをVCCにインストールします。
- VCCでSettings→Packages→Installed Repositoriesの一覧中で「Narazaka VPM Listing」にチェックが付いていることを確認します。
- プロジェクトの「Manage Project」から「TextMesh Pro VRC Fallback Font JP」をインストールします。
- 前提として、「TMP Essentials」をインポートして下さい。
- TextMesh Proを既に使用している場合、インポートされているはずです。
- Edit→Project SettingsでProject Settingsを開き、TextMesh ProタブからTMP Essentialsをインポートできます。
- 「Tools→TextMesh Pro VRC Fallback Font JPを設定」を実行すると、デフォルトフォントが空のフォント「Empty SDF for Default Font」になり、フォールバックフォントが日本語文字セットのNoto Sans JPに設定されます。
- 既に設定されていたフォントは手動で変更する必要があります。
- この操作は、Project SettingsのTextMesh Pro→Settingsタブを開いて、Default Font Assetに「Empty SDF for Default Font」を、Fallback Font Assets Listに「NotoSansJP-Medium SDF for Fallback Font」を設定するのと同じです。
- 1.0.0
- リリース
Noto Sans JPフォントのライセンスと同一です。
このライセンスはエディタでのプレビュー用に使用されるNoto Sans JPフォントについてのものです。上記の使い方をする場合はワールド自体にNoto Sans JPフォントアセットは含まれないため、ワールドへの適用や表記をする必要はありません。ワールドではNotoフォントが使われますが、これはVRChatクライアントに含まれているものであるため、VRChat側の取り扱い範囲になります。