基隆郡

北（きた）臺灣（たいわん）に　地（ち）を占（し）めて
島都（とうと）を西（にし）に　東（ひがし）北（きた）
基隆港（きいるんこう）市（し）　控（ひか）えたる
我（われ）等（ら）が郡（ぐん）は　束（つか）の間（ま）も
國防（こくぼう）の責（せめ）　忘（わす）るなよ

山（やま）また山（やま）と　重（かさ）なれど
地（ち）下（か）より出（いだ）す　鑛産（こうさん）は
金（きん）銅（どう）石（せき）炭（たん）　名（な）も高（たか）し
白（しろ）波（なみ）岸（きし）に　躍（おど）れども
漁（ぎょ）獲（かく）の富（とみ）は　無（む）盡（じん）藏（ぞう）

田（た）畑（はた）廣（ひろ）しと　いはねども
新（あらた）に拓（ひら）く　餘地（よち）ありて
鍬（くわ）ふるものに　幸（さち）多（おお）し
更（さら）に進（すす）むろ　望（のぞみ）

ところどころの　記（き）念（ねん）碑（ひ）に
宮（みや）のみ跡（あと）を　しのびつゝ
十（とお）有（ゆう）餘（よ）萬（まん）の　はらからが
力（ちから）あはせて　はげみなば
いよゝ振（ふる）はん　我（わ）が郡（ぐん）勢（せい）^[2]

1945年3月重慶國民政府通過之《台灣接管計劃綱要地方政制》中，基隆郡改制為省三縣，為該地方政制的30個縣之一。 「省三」為清代台灣首任巡撫劉銘傳之別號，也是為了紀念劉銘傳在此經營，並於西仔反戰役中，收復該區域。

1945年10月，因台灣省行政長官公署認為該政制不符實際，因此「台灣接管計劃地方政制」並未實施，僅將州廳－郡－街、庄各級行政區改稱縣－區－鎮、鄉，基隆郡改稱基隆區，隸屬於臺北縣（今新北市）之下，區署設於瑞芳鎮（今新北市瑞芳區）。1947年所屬七堵鄉劃歸基隆市，改稱七堵區（1949年劃出暖暖區）。1950年基隆區廢止，所轄之鄉鎮直接隸屬臺北縣管轄。

• 施亞軒，《台灣的行政區變遷》，2003年，台北，遠足文化出版社。
• 台灣接管綱要專題研究報告（页面存档备份，存于互联网档案馆）
• 洪英聖. 《基隆市地名探索》. 情歸故鄉4 (臺北市: 時報文化). 2004-10-11 [2004]. ISBN 957-134-211-4 （中文）. （繁體中文）