2013年のジョージアは、史上初めて、平和的な政権交代と議会共和制への移行を完了した。2012年10月に当時の大統領ミヘイル・サアカシュヴィリが率いていた「統一国民運動」を打破して政権を獲得した政党連合「ジョージアの夢」は、更なる民主改革の推進を公約した。「ジョージアの夢」のギオルギ・マルグヴェラシヴィリはにて勝利し、大統領権限を大きく減らして首相や行政府の権限を強めた新憲法を発効した。11月、「ジョージアの夢」の代表であるビジナ・イヴァニシヴィリ首相は政界引退を表明し、長年の盟友であったイラクリ・ガリバシヴィリを後継者に指名した。