『007 ムーンレイカー』(ダブルオーセブン ムーンレイカー、Moonraker)は、イアン・フレミングの長編小説『007』シリーズ第3作。1955年、ジョナサン・ケープより出版された。英国の億万長者ドラックス卿が国家に寄贈するために作った原爆ロケット「ムーンレイカー」基地の保安主任が変死したことから、後任として派遣されたジェームズ・ボンドの活躍を描くストーリー。全編イギリス国内で物語が進むという、007作品としては異色の展開となる。