非ベンゾジアゼピン系(ひベンゾジアゼピンけい、nonbenzodiazepine)は、ベンゾジアゼピン様(benzodiazepine-like)薬とも呼ばれ、ベンゾジアゼピン系に似ていないか全く別の化学構造にもかかわらず、薬理学的にベンゾジアゼピン系に類似し、よく似た有用性、副作用、危険性のある、向精神薬の種類である。精神科の薬として用いられる。日本で販売されているゾルピデム(マイスリー)、ゾピクロン(アモバン)、エスゾピクロン(ルネスタ)は、薬事法における習慣性医薬品に指定されている。海外では(商標名ソナタ)も市場にて販売されている。 ゾルピデムは、向精神薬に関する条約の管理下にあり、日本でも相応の法律である麻薬及び向精神薬取締法における第三種向精神薬である。