親日派(しんにちは)とは、一般に、「親日」の外国人 を指す。この意味における「親日派」については「親日」「知日派」を参照のこと。 ここでは韓国と北朝鮮、中国の3国における差別対象、処罰対象である親日派(チニルパ、朝: 친일파 chin-ilpa、英: Chinilpa、中: 亲日派 qīnrìpài)について述べる。「親日派」は実態だけではなく、レッテル張りとして政敵や他陣営などへの攻撃として、国内世論を自陣営に有利に誘導させるために頻繁に使われる。鄭大均によれば、「親日派」は、韓国では「売国奴」や「非国民」の意味で使用され、反日主義者の側が作り出す「敵の顔」であり、否定的ラベリング(レッテル貼り)であって、社会的実体を意味するわけではなく、反日主義者は「親日派」を糾弾することによって、自らの輪郭を確かなものにしていく。国外で独立運動していた僅かな少数派以外、日本統治時代の朝鮮半島で生活していた大多数を全員親日派とする見方もある。