蔡萬植(チェ・マンシク、1902年7月21日 - 1950年6月11日)は朝鮮の小説家。号は采翁、白菱。本貫は平康蔡氏。風刺小説家と評される。自由主義、理想主義を求めた蔡の作品は韓国文学に輝く大きな星であり、代表作『濁流』は1930年代の社会相を集約した傑作である。