趙 世延(ちょう せいえん、1260年 - 1336年)は、大元ウルスに仕えた政治家で、オングト部アンチュル家の出身。硬骨漢の政治家として権力者と対立し不遇を託つこともあったが、最終的にクビライからトゴン・テムルに至る9名のカアンに50年余りに渡って仕え、後世その業績を讃えられている。