筑紫山地(つくしさんち)は、おもに福岡県、佐賀県、長崎県にまたがって北東から南西方向に走る山地である。 筑紫野市に始まり、伊万里市・佐世保市に至る西側で複数山列に別れる背振・天山の山系は「西海(東シナ海)に『尽きる』」という意味から、佐賀県域では「つくし」山地と呼ばれる。なお、佐賀県東部から中部はそれらをエリアで分けた「脊振山地・脊振山系」「天山山系」という呼び名で通っており、海に至る西部(伊万里市・佐世保市)の方は「筑紫山地」という呼び方をよく好まれる。