神岬漁港(こうざきぎょこう)は、北海道積丹郡積丹町大字神岬町にある第1種漁港である。 景勝地として名高い神威岬に近く、ニセコ積丹小樽海岸国定公園の一部である。積丹半島を縁取る国道229号の旧道に面し、現道からは見えにくい位置にある。 漁港の原型は、明治期に地元のニシン網元が私財を投じて築設した「袋澗(ふくろま)」で、網元のニシン漁の拠点として使用されたが、戦後、ニシン漁廃業時に地元住民が使用できる漁港として整備された。現在も港内に袋澗時代の堤が一部残存している。 近年は、穴場の釣りスポットとしても知られている。
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