猿猴橋(えんこうばし)は、広島県広島市の猿猴川にかかる道路橋。 橋名の由来は「猿猴川に架かる橋」からであり、猿猴とは河童の一種。左岸側のや広電猿猴橋町停留場の名の由来はこの橋である。 最初の架橋は安土桃山時代、広島城が築城した頃である。1926年鉄筋コンクリート桁橋として永久橋化、これが現橋にあたる。 江戸時代は西国街道筋、近代は国道筋、現在は市道の橋である。広島駅開業当初は市内中心部へ向かう唯一の橋でもあった。広島市管理の現存する橋梁のなかでは最古のもの。被爆橋梁の1つである。土木学会選奨土木遺産。