毛 遠新(もう えんしん、MaoYuanxin、マオ・ユエンシン、毛远新、1941年2月14日 - )は、毛沢東の甥で、文化大革命(文革)期の中華人民共和国の政治指導者。 原籍は湖南省湘潭県韶山沖、新疆生まれ。毛沢東の弟の毛沢民とその第三の妻のの子。継父は、中国共産党初期の指導者の弟の方志純。 毛沢東のそばで成長、文革期に権勢をふるった「八人組(八人幇)」の一人で、「東北の太上皇(皇帝の父、転じて黒幕の意)」と呼ばれた。 自らの派閥(・・・)を組織し、大量の冤罪事件を捏造、1968年に始まった「階級隊列純潔化運動」だけで遼寧省での死傷者は1万人にのぼった。「張志新冤罪事件」の主犯の一人。