新住民(しんじゅうみん)とは、主に大都市近郊において、他地域から移住してきた住民を指す。第二次世界大戦後、団地や新興住宅地などの造成で、移住による大規模な人口増加により、旧来の文化的習慣、社会的結びつき、共同体的習俗などに新たな要素を持ち込む存在として、こう呼ばれる。大きく分けて、新規に住居を所有し定住することを前提とする定住型と各種の事情から賃貸住宅に居住し、定住を前提としない移住型が存在している。移住型のことを一部では賃貸派とも呼ぶ場合もある。