山王神社(さんのうじんじゃ)は、長崎県長崎市坂本に鎮座する神社。村社であった山王神社(日吉神社)と県社の皇大神宮(こうたいじんぐう)とが合併(皇大神宮側に合祀)して創祀された神社で、浦上皇大神宮(うらかみこうたいじんぐう)とも称され、また山王日吉神社(さんのうひよしじんじゃ)とも呼ばれる。 長崎市への原子爆弾投下において鎮座地が爆心地から約800メートルの地点に位置したために被爆し、その跡を残す一本柱鳥居や、熱線により裸同然となりながらも豊かな緑を取り戻した楠で有名。