山尾 悠子(やまお ゆうこ、1955年3月25日 -)は、日本の小説家、幻想文学作家、歌人。日本文藝家協会会員。岡山県出身。 澁澤龍彦経由でシュールレアリスム系の芸術に強い影響を受けている。クールかつ詩的な文体で幻想的な別世界を創造し、惜しげもなくそれを崩壊させるというパターンを繰り返し、カタストロフに満ちた残酷で美しい作品を執筆した。寡作で知られ、1985年以降作品の発表が一時途絶したが、1999年に執筆を再開している。