寺山炭窯跡(てらやますみがまあと、英:Terayama Charcoal Kiln)は、鹿児島県鹿児島市吉野町にある、集成館事業で用いられる木炭を製造した石積み窯跡。 1858年(安政5年)に、薩摩藩主島津斉彬の命によって薩摩国鹿児島郡鹿児島近在吉野村寺山(現在の鹿児島市吉野町寺山地区)に設置された。2013年(平成25年)に国の史跡に指定(史跡「旧集成館」の附(つけたり)としての指定)、2015年(平成27年)、第39回世界遺産委員会において、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして旧集成館とともに、世界文化遺産に登録された。