大阪市交通局20系電車(おおさかしこうつうきょく20けいでんしゃ)は、大阪市交通局が1984年より量産を開始した通勤形電車である。2018年(平成30年)4月の大阪市交通局民営化にともない、大阪市高速電気軌道(愛称:Osaka Metro)に継承された。 電機子チョッパ制御車である10系の試作車として1973年に製造された20系(初代)、1984年より量産が開始されたVVVFインバータ制御車の20系(2代)、1990年(平成2年)に登場したステンレス車体の新20系(21 - 25系)の3グループが存在する。 本記事では20系(2代)および新20系ならびに大阪港トランスポートシステムが1997年(平成9年)に導入した、新20系と同一設計の大阪港トランスポートシステムOTS系電車について記述する。