十方山林道(じっぽうざんりんどう、細見谷林道とも言う)は、広島・島根県境尾根(恐羅漢山〜五里山)と十方山(広島県)との狭間にある林道。恐羅漢山(広島・島根両県最高峰)のふもとの二軒小屋(広島県山県郡安芸太田町横川)と国道488号(広島県廿日市市吉和)を結んでいる。幅員3〜4mで未舗装、全長は約14.4kmあり、 1953年(昭和28年)に一旦完成したものの、その後荒れてきたため1959年(昭和34年)に再整備されている。なおこの林道は、中間部分で細見谷を通ることから、一般的には細見谷林道と呼ばれることの方が多くなっている。