『光と風と夢』(ひかりとかぜとゆめ)は、中島敦の中編小説。ロバート・ルイス・スティーヴンソンの肺を病み、南島サモアで晩年をすごす生活記の体裁を採っている。 第15回芥川賞の候補に挙げられるも落選した。なお、原稿時の題名は「ツシタラの死」(ツシタラはサモア語で「物語の語り手」を意味する)であったが、出版側の要請で改称された。また、発表当時は紙不足により雑誌が薄くなっており、著者による一部削除及び短縮を経て掲載されている。