弁韓 (べんかん)は、紀元前2世紀末から4世紀にかけて朝鮮半島南部に存在した三韓の一つ。弁辰とも言う。 弁韓は12の諸小国に分立していたが、それらの諸小国の首長は称号を持ち、最大のものは臣智(しんち)と言ったが、臣智とは「臣たるもの」の謂であり、中国皇帝に対する臣下のことであり、それを諸国の首長の立場から表現したものである。