三峰山の戦い(さんぽうざんのたたかい)は、1232年に鈞州三峰山(現在の河南省許昌市禹州市)で行われた金朝とモンゴル帝国との戦闘。モンゴル帝国の大勝に終わり、金朝の衰退を決定づけた。騎兵2万・歩兵13万、計15万の金朝の大軍はトルイ率いる約4万のモンゴル軍に大敗。主力を失った金朝はモンゴルに対抗する術をなくし、事実上の滅亡状態に追い込まれた。