ヴィスマール (Wismar ドイツ語発音: [ˈvɪsmaɐ]) はドイツ北部、バルト海に面した小都市である。2020年12月31日現在の人口は約4.3万人(1905年の人口は21,902人であるため、100年間で人口が倍増したことになる)。かつてハンザ同盟都市の一つであった。現在はドイツのメクレンブルク=フォアポンメルン州ノルトヴェストメクレンブルク郡の郡都。ヴィスマルとも表記される。 45キロメートル西にリューベック、30キロメートル南にシュヴェリーンがあり、に面した天然の良港を持っている。教会ならびに市内の建造物は「ハンザ同盟都市の」を代表し、2002年にシュトラールズントともに「シュトラールズント歴史地区とヴィスマール歴史地区」としてUNESCOの世界遺産に登録された。 なお、この街は1922年の映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』のロケ地として撮影に使用された。