マニラ市(マニラし、タガログ語: Lungsod ng Maynila、英語: City of Manila)、通称マニラ(タガログ語: Maynilà [majˈnilaʔ]、英語: Manila [məˈnɪlə]、漢字表記: 馬尼剌)は、フィリピン共和国の首都。マニラ首都圏に属する市。ルソン島中西部にあり、マニラ湾東岸に位置している。 「東洋の真珠」などの美称があり、フィリピンがスペイン人によって植民地化された16世紀末よりフィリピンの首府であり、独立後も一貫して首都でありつづけている。市域人口は178万人(2015年)であり、人口1,155万人を抱えるマニラ首都圏の中核都市である。さらに近郊を含む都市圏人口は2016年時点で2,293万人であり、世界有数の大都市圏を形成している。マニラ首都圏全体で首都機能を果たしているため、首都圏自体を首都とみなすこともある。 アメリカのシンクタンクが2017年に発表した総合的な世界都市ランキングにおいて、世界66位の都市と評価された。東南アジアでは、シンガポール、バンコク、クアラルンプール、ジャカルタに次ぐ5位である。