フロラーカツプは日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は1924年の帝室御賞典、優勝内国産馬連合競走。 引退後はフロリストの名で繁殖入り。ラシデヤーとの配合で産んだハクリユウ、シアンモアとの配合で産んだハクセツ・スターカツプ・アカイシダケが帝室御賞典で優勝。またプリメロとの配合で産んだミナミホマレが東京優駿競走を勝利するなど、繁殖牝馬としても非常に優秀な成績を収めた。 ラシカツターとの配合で産んだ第弐フロリスト、およびスターカツプからは牝系が広がっており、特に後者からはシラオキ系の祖である名牝シラオキが出ている。 主な直系子孫に、第弐フロリスト系のダテテンリュウ・ガーネツト・ポレール・メイショウサムソン・セイウンワンダー、スターカツプ系(シラオキ系含む)のケンホウ・ビッグウルフ・シスタートウショウ・マチカネフクキタル・スペシャルウィーク・ウオッカがいる。