バーニーカー(Birney car、バーニィ・カーとも)またはバーニー安全車(Birney Safety Car)は、1910年代から1920年代にかけて製造された路面電車である。 この電車は小型かつ軽量に設計され、限られた設備で人件費を節約しながら頻発運転(フリークエントサービス)を実現することを目的としていた。 バーニーカーの製造は1915年から1930年にかけて行われ、原型の単台車の車両の製造両数は6000両以上にのぼった。バーニーカーの製造は複数のメーカーで行われた 。バーニーカーは、北米において「(多少のバリエーションはあるものの)初めて大量生産向けに標準化された路面電車であった」。