ソユーズU(Soyuz-U, ロシア語: Союз-У)打ち上げロケットは、世界初の大陸間弾道ミサイルR-7 セミョールカを原型とするR-7ロケットシリーズの一つ。TsSKB設計局で開発され、ロシアのサマーラのプログレスの工場で生産されていた(両社は統合して現在はTsSKB-プログレスとなっている)。 ソユーズUの最初の打ち上げは1973年5月18日に行われ、ゼニット衛星をコスモス559号として軌道へ投入した。ソユーズUは初期のソユーズの派生型やボスホートロケットを置き換えた。それまでは有人用と無人用に別々の型のロケットを用意していたが、ソユーズUの登場によりその必要が無くなった。末期にはロシア連邦宇宙局によって国際宇宙ステーション(ISS)へのプログレス補給船の打ち上げに年間数機が使用されていた。