コンデ包囲戦(コンデほういせん、英語: Siege of Condé)はフランス革命戦争中の1793年4月8日から7月12日にかけて行われた、フェルディナント・フリードリヒ・アウグスト・フォン・ヴュルテンベルク率いるハプスブルク帝国軍とによる、ヴァランシエンヌから14キロメートル北東のコンデ=シュル=レスコーへの包囲。率いるコンデ駐留軍は3か月間の包囲ののち降伏した。 オーストリア軍が3月中旬のネールウィンデンの戦いで勝利したことで、フランス軍はオーストリア領ネーデルラントから追い出された。その後、シャルル・フランソワ・デュムーリエが寝返ったことでフランス兵士の士気が低下、フランスの政治家も動揺してほとんどの将軍の忠誠を疑った。オーストリアなど第一次対仏大同盟軍はフランス北東部辺境の要塞線にむけて進軍、まずコンデを、続いてした。一方、フランス軍はギロチンを恐れる将軍に率いられて、苦戦しながらも自国を守ろうとした。