わらわ、わらは(童、私、妾)は、わらわらとしたオカッパ頭の髪型をした10歳前後の子供。複数形は「わらべ」。 「童」は目の上に入れ墨をされ、重い袋を背負わされた奴隷を表し、転じてわらべの意味をも表す。辛+目+重という形声。辛は入れ墨の針をかたどり、重は重い袋をかたどる。「妾」は、貴人に近づき奉仕する入れ墨をほどこされた女性・腰元(侍女)の意味。辛+女という会意。