iPadの「計算機」で計算メモを使って計算を解く

例えば、教室で新しい概念を学ぶとき、日常の予算管理、イベントの計画、家のリフォームなどのときに、計算式を解いたり、変数を作成して使用したり、方程式をグラフに描いたりできます。

注記: 計算メモでは、一般的な数学記号、関数電卓と同じ演算、特定の数値表記法の数字を使います。詳しくは、「iOSとiPadOSで利用できる機能」を参照してください。

式を解く

iPadで計算機アプリを開きます。
をタップしてから、「計算メモ」をタップします。
タップして以前の計算メモを開くか、をタップして新しいメモを開始します。
以下のいずれかの操作を行います:
- 計算式を入力してから等号を含めます。
- をタップし、横向きに計算式を入力してから、等号を含めます。
- をタップし、スタックの数字を入力してから、数字の下に横線を描いて数字をスタックに追加します。異なる演算が必要であれば、各数字の左側に異なる記号を入力します。
等号をタップして、入力した内容が計算メモでどう認識されたかを確認します。間違いを修正する場合は、以下のいずれかを修正できます。
- 認識されなかった計算や解けない式: 任意の赤い点線をタップし、エラーの詳細を表示します。
- 曖昧な文字: 任意の青色の点線をタップし、入力した内容を明確にします。

Appleのサポート記事「計算メモのエラーに対処する方法」を参照してください。

計算メモでは、横書きの式での標準的な演算順序が使われます。例えばかけ算は、足し算や引き算の前に行われます。最初に計算したい式はかっこで囲みます。計算メモの縦に重なった計算では、式の評価は上から下へ行われます。

計算メモでは、式で使われた単位と通貨はすべて自動的に換算されます。42メートルに143フィートを足すなど、異なる方式を混在させることもできます。使用できる単位と通貨は、基本的な計算機または関数電卓の換算モードに対応しています。単位や通貨を換算するを参照してください。

値をアップデートする

iPadで計算機アプリを開きます。
をタップし、「計算メモ」をタップしてから、アップデートしたいメモをタップします。
次のいずれかを行います:
- 数字を消去してから、新しい値を入力します。
- 数字をタップしてから、数字の上に表示されるスクラバーを左右にスライドさせて値を調整します。
- Apple Pencilを数字の上にホバーしてスクラバーを表示してから、左右にスライドさせて値を調整します。

それらの数字を使っているグラフはすべて、自動的にアップデートされます。値が変数に割り当てられていた場合、それらの変数を使っているすべての方程式の結果やグラフも自動的にアップデートされます。

数式や方程式で変数を使う

iPadで計算機アプリを開きます。
をタップしてから、「計算メモ」をタップします。
タップしてサイドバーの計算メモを開くか、をタップして新しいメモを開始します。
変数を宣言するには、変数として使う文字または単語を入力するか書き、等号を続けます。
等号の後ろに値や式を入力するか書き、値を変数に割り当てます。
変数を使う数式または方程式の中に変数名を入力するか書きます。

注記: 計算メモでは、入力した内容は左上から右下の順に読み取られます。数式（x + 10 =など）を使う前に変数を宣言する（x = 5など）必要があります。最初に変数を宣言しないで数式を書くとエラーが発生します。変数名に含めることができるのはラテン文字だけです。縦方向の計算では変数を使用できません。

2つの変数を含む方程式を使うと、グラフを作成できます。

結果を自動的に、または提案として表示する

iPadで計算メモに入力した計算問題に、どのような応答を希望するかを選択できます。

iPadで計算機アプリを開きます。
をタップしてから、「計算メモ」をタップします。
をタップし、「計算結果」をタップしてから、以下のいずれかの操作を行います:
- 問題を解決させたい場合: 「結果を挿入」を選択します。解ける計算問題を入力するか書くと、自動的に解答が表示されます。
- 候補を表示させたい場合: 「結果を提案」を選択します。等号を入力または書くか、解ける計算問題を選択すると、「問題を解く」ボタンが表示され、このボタンをタップすると解答が挿入されます。
- 計算結果は表示したくない場合: 「オフ」を選択します。数式の後ろに等号を書いたり入力したりしたときに、解答は表示されません。

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式を解く

値をアップデートする

数式や方程式で変数を使う

結果を自動的に、または提案として表示する