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iPadでシネマティックモードのビデオを編集する
iPhone 13およびiPhone 14モデルで撮影したシネマティックモードのビデオは、iPadの写真App で編集できます。シネマティックモードでは、ビデオの焦点ポイントをしっかり合わせたまま前景と背景を美しくぼかす被写界深度エフェクトが適用されます。シネマティックビデオでは、エフェクトを適用する焦点ポイントを変更したり、背景のぼかしのレベル(または被写界深度)を調整したりできます。エフェクトをオフにすることもできます。
シネマティックモードのビデオは、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(全世代)、iPad Air(第3世代以降)、およびiPad mini(第5世代以降)で編集できます。
注記: iOS 16以降を搭載したiPhoneで撮影されたシネマティックモードのビデオを編集するには、お使いのiPadにiPadOS 16.1以降が搭載されていることを確認してください。
シネマティックエフェクトをオフにする
「写真」で、シネマティックモードで撮影したビデオを開いて、「編集」をタップします。
画面の上部にある「シネマティック」をタップしてから、「完了」をタップします。
シネマティックモードをオンに戻すには、上記の手順を繰り返します。
シネマティックモードのビデオで焦点を合わせる被写体を変更する
「カメラ」は、シネマティックモードでの撮影中に、焦点を合わせる箇所を自動的に識別します。新しい被写体が認識されると、焦点を自動的に変更できます。焦点を合わせる被写体を手動で変更することもできます。
「写真」で、シネマティックモードで撮影したビデオを開いて、「編集」をタップします。
フレームビューアの下の白いドットは、「カメラ」が撮影中に焦点を自動的に変更した箇所を示します。黄色のドットは、焦点が手動で変更された箇所を示します。
焦点を変更したいポイントまで、ビデオを再生するか、フレームビューアの白い縦棒をスライドします。
焦点を変更するには、画面上の黄色の枠線で示されている新しい被写体をタップします。被写体に自動フォーカストラッキングを設定するには、ダブルタップします。
フレームビューアの下に、焦点が変更されたことを示す黄色のドットが表示されます。
注記: 画面をタッチして押さえたままにして、焦点をカメラから一定の距離にロックすることもできます。
ビデオ全体で焦点ポイントを変更するには、上記の手順を繰り返します。
手動での焦点の変更を削除するには、フレームビューアの下で黄色のドットをタップしてから、 をタップします。
「完了」をタップして変更内容を保存します。
自動フォーカストラッキングと手動で選択した焦点ポイントを切り替えるには、 をタップします。
変更を保存したあと、編集結果が気に入らない場合は、シネマティックモードのビデオをオリジナルに戻すことができます。ビデオを開き、「編集」をタップしてから「元に戻す」をタップします。
シネマティックモードのビデオの被写界深度を調整する
「写真」で、シネマティックモードで撮影したビデオを開いて、「編集」をタップします。
画面上部にある をタップします。
ビデオの下にスライダが表示されます。
スライダを左右にドラッグして被写界深度エフェクトを調整し、「完了」をタップします。
保存後に変更を取り消すには、ビデオを開き、「編集」をタップしてから「元に戻す」をタップします。
シネマティックモードのビデオをMacに書き出す
シネマティックモードのビデオを深度や焦点のメタデータと一緒にiPhoneからMacに転送し、ほかのアプリケーションで編集することができます。
注記: iOS 16以降を搭載したiPhoneで撮影されたシネマティックモードのビデオを編集するには、お使いのMacでmacOS Venturaが実行されていることを確認してください。
「写真」でシネマティックモードのビデオを開いて、 をタップします。
画面上部にある 「オプション」をタップし、「すべての写真データ」をオンにしてから、「完了」をタップします。
「AirDrop」をタップしてから、共有先にしたいデバイスをタップします(共有先のデバイスでAirDropがオンになっていることを確認してください)。
Macで「写真」を使ってシネマティックモードのビデオを編集する方法については、「Macの「写真」でシネマティックモードのビデオを編集する」を参照してください。
MacでFinal Cut Pro、iMovie、またはMotionを使ってシネマティックモードのビデオを編集する方法については、Appleサポートの記事「MacのFinal Cut Pro、iMovie、Motionでシネマティックモードのビデオを編集する」を参照してください。