はた

はた【端・傍・側】

1. かたわら、すぐに隣接した位置。

• (東京式) はた [hàtá] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [ha̠ta̠]
• (京阪式) はた

はた【機】

1. 手動で布を織るための装置。
2. 機（語義1）で織られた布。織物。

• (東京式) はた​ [hàtáꜜ] (尾高型 – [2])
• IPA^(?): [ha̠ta̠]
• (京阪式) は​た

• 機織り

はた【旗、幡、旛、旆、旌】

1. 組織や機能を象徴する意匠を記した布。
2. 〔長崎弁〕凧（たこ）。^[1]

• (東京式) はた​ [hàtáꜜ] (尾高型 – [2])
• IPA^(?): [ha̠ta̠]
• (京阪式) は​た

• はためく

類義語

• 幟（のぼり）、ペナント

上位語

• 印（しるし）、象徴、シンボル、目印（めじるし）

下位語

• 校旗、軍旗、国旗

• 「横断幕」も参照。

• バナー、フラグ

はた【畑、畠、圃】

1. (農業) 作物を収穫する農園で、田（た）と異なり、水を張る時期のないもの。はたけ。

はた

1. 旗。
2. 畔（ほとり）。側（そば）。

はた

1. 畔（ほとり）。側（そば）。

はた【鰭】

1. ひれ。

はた【端・半】

1. 縁（へり）。縁（ふち）。
2. 畔（ほとり）。側（そば）。

はた【旗・幡】

1. (仏教) 法会の際に本堂の柱（はしら）や天蓋に付ける飾（かざ）り。
2. 装飾・標識に用いる布（ぬの）。

二拍名詞二類^(?)

• (平安時代)ふぁ​た
• (南北朝時代)ふぁ​た
• (室町時代)ふぁ​た
• (江戸時代)は​た

はた【機・服】

1. （現代語に同じ）機。

二拍名詞二類^(?)

• (平安時代)ふぁ​た
• (南北朝時代)ふぁ​た
• (室町時代)ふぁ​た
• (江戸時代)は​た

はた【二十】

1. （数量、順位）20。

• はたち
• とえはたえ

はた【将】

1. また。
   • わびぬれば 今はた同じ　難波（なには）なる みをつくしても　逢はむとぞ思ふ（元良親王『後選集』『小倉百人一首』）