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うつわ
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フリー百科事典
ウィキペディア
に 「
器
」の記事があります。
目次
1
日本語
1.1
発音
1.2
名詞
1.2.1
語源
1.2.2
翻訳
日本語
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発音
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(
東京式
)
う
つわ
[ùtsúwá]
(
平板型
– [0])
IPA
(
?
)
:
[ɯ̟ᵝt͡sɨᵝɰᵝa̠]
(
京阪式
)
うつわ
名詞
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うつわ
【
器
歴史的仮名遣い:
うつは
】
物を
入れる
ためのもの、
いれもの
、
容器
。
本当に花が分ればこれをどんなものに生けるか、花を盛る器についても、相当の見識が出て来るのは当然のことであるが、あたら花をけがすような器が使われたり、さらにはなはだしきは花を眺めるのか、器を眺めるのか、どっちか分らないような、花をそっちのけにした器を平気で用いていたりする。(
北大路魯山人
『伝不習乎』)
器具
の総称、
器物
、
什器
。
洋学者の輩も人に悪(にく)まれ人に忌(い)まるるその中に、時勢やむをえざるよりして、俗世界のために器(うつわ)として用いらるるの場合となり、余が如きも、すなわちその器の一人にして、幕府に雇われ横文書翰翻訳の仕事を得たり。(
福沢諭吉
『成学即身実業の説、学生諸氏に告ぐ』)
コクリが狐狗狸と書くは当字で、右に左に傾くからコクリと呼ぶと云う者があり、又米国がえりの益田某が、天理を告ぐ
器
であると云って『告理』の文字を用いたので、それがコクリの名の起源となったと云う者もある。(
田中貢太郎
『狐狗狸の話』)
事を
担任
するに堪える
才能
、
器量
、
度量
、
包容力
。そのようなものを持った人。
さて人の
器
の大きい小さいと云ふことを見るのはどう云ふ所で見るだらう。例之ば津和野にをつた者が東京に出て來る。或は内地にをつた者が洋行すると云ふ場合に、隨分人の大きい小さいが見えるやうに思ひます。(
森林太郎
『混沌』)
「何しろ項羽と云う男は、英雄の
器
じゃないですな。」(
芥川龍之介
『英雄の器』)
語源
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うつわもの
(
うつはもの
)の略。
翻訳
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語義1
英語
:
bowl
(en)
,
vessel
ポーランド語
:
naczynie
(pl)
中性
リトアニア語
:
indas
(lt)
男性
語義2
英語
:
implement
,
instrument
(en)
,
tool
語義3
英語
:
ability
,
caliber
(en)