「北」の版間の差分
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== 磁北とグリッド北 ==
=== 磁北 ===
'''磁北'''(じほく)とは
さらに、船舶などで使用される羅針儀は現実には船内の鉄の構造物による磁気作用を受けるのが常とされ、磁気子午線と羅針の指す線との間にも差('''自差'''という)を生じ、その結果、真の子午線と羅針との差角は偏差と自差の代数和分の差を生じることになる(この差を'''コンパス緯差'''と呼ぶ)<ref>佐藤新一 『誰にもわかる地文航法』 海文堂出版、1958年、6-7頁</ref>。
{{See|北磁極}}
=== グリッド北 ===
「地図では上が北」というが、使用する[[地図投影法]]の影響をうけて、真北(および真南)を示す[[子午線]]は(厳密には)地図上で縦方向の平行線になっていない場合が(しばしば)ある。たとえば[[スイス]]の[[地形図]]の場合([http://www.swisstopo.admin.ch/internet/swisstopo/de/home/products/maps/national/25.parsysrelated1.71364.downloadList.20689.DownloadFile.tmp/blueb25.pdf swisstopo 1/25,000図画(pdf)])、[[経緯度]]ではなく[[ベルン]]を原点とした直交座標系により地形図を四角く切り出している。そのため地図は完全な長方形であるが、場所によっては真上と真北が2度以上ずれている。日本ではあまり多くないが、一部の[[大縮尺地形図]]に[[平面直角座標系]]に基づく直交方眼が引かれており、縦線が真北から約1度ずれる場所もある。このように地図投影面上に[[直交座標系]](グリッド)を定義した場合、地図面での上向きを
== 文化 ==
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