PlayStation
PlayStation(邦:プレイステーション)は、日本のソニー傘下のソニー・インタラクティブエンタテインメント(略: SIE)[注釈 1]により開発・発売されている家庭用ゲーム機およびサービスのブランド名、トレードマーク(商標)である。世界中で一般的な略称は「PS」(ピーエス)。それに加えて、日本の俗称では「プレステ」と略されることもある[注釈 2]。「PlayStation」という語は「ワークステーション」から造語したものである。「PlayStation」の名を冠したゲーム機の総称。
種類 | コンピュータゲーム |
---|---|
所持会社 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE) |
使用開始国 | 日本 |
使用開始 | 1994年12月3日 |
ウェブサイト |
www |
概説
編集最初の機種である1994年12月3日に発売された据置型のPlayStation(「初代PlayStation」)は、その高速なポリゴン描画がユーザーに衝撃を与え、全世界販売台数が約1億249万台の大ヒットとなった。
さらに、2000年に発売となった後継機のPlayStation 2は、その初代PlayStationを超え、世界累計販売台数が1億5,768万台で「ゲーム機歴代一位」となった。これは、歴代全てメーカーの全てのゲーム機の中で1位となっており、今もこの記録は破られていない。
その後も、2006年発売のPlayStation 3、2013年発売のPlayStation 4、2020年発売のPlayStation 5と、ソニーは新製品を出す度に時代に先駆けた技術的な挑戦を行っている。PS4も販売累計台数1億台を超えて、2022年秋時点でも製造継続中で販売台数を伸ばしており、PS4と並行する形で発売となった最新型の2020年発売のPS5は人気殺到で製造が追いつかない状態である。
据え置き型と並行して2004年に発売となった携帯機のPlayStation Portableもヒットし2011年時点で累計7000万台を超え[2]、2011年末には携帯型の後継機であるPlayStation Vitaが発売された。
2006年にはオンラインサービスのPlayStation Network(PSN)も提供開始、数年かけてさまざまなサービスを提供するためのネットワークサービスへと成長させ(2020年時点で月間アクティブユーザー数1億300万[3])、2010年にはPSNに加えてオプションで加入できる有料会員サービス(サブスクリプションサービス)PlayStation Plusも開始した。(2021年12月31日時点で会員数4,800万人)。SONYはPlayStationに関して「ゲーム機」という用語を使用せず、ゲームも含めた様々なサービスを提供する「コンピュータエンタテインメントシステム」という表現を使用している[4][5][6]。(PlayStation発足当時から関わっている吉田修平が2014年以降、PlayStationを従来のハードごとではなく、PlayStation全体が1つのプラットフォームであるという考え方にシフトしていくことを表明していて[7]、その言葉通りになった)。
シリーズ
編集据置型ゲーム機
編集本項では発売された全てのPlayStationを記載していく。
1994 | PlayStation |
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1995 | |
1996 | |
1997 | |
1998 | |
1999 | PocketStation |
2000 | PlayStation 2 |
PS one | |
2001 | |
2002 | |
2003 | PSX |
2004 | PlayStation 2 Slim |
PlayStation Portable | |
2005 | |
2006 | PlayStation 3 |
2007 | PlayStation Portable Slim |
2008 | |
2009 | PlayStation 3 Slim |
PlayStation Portable go | |
2010 | BRAVIA KDL22PX300(欧州のみ) |
2011 | PlayStation Vita |
2012 | PlayStation 3 Super Slim |
2013 | PlayStation Vita Slim |
PlayStation Vita TV | |
2014 | PlayStation 4 |
2015 | |
2016 | PlayStation 4 Slim |
PlayStation 4 Pro | |
2017 | |
2018 | PlayStation Classic |
2019 | |
2020 | PlayStation 5 |
PlayStation 5 デジタル・エディション | |
2021 | |
2022 | |
2023 | PlayStation 5 Slim |
2024 | PlayStation 5 Pro(予定) |
- PlayStation (PS) 1994年12月3日 - 同ブランドを冠した最初のゲーム機。
- PS one - 初代PSの小型版。
- PlayStation Classic - 初代PSの復刻版。
- PlayStation 2 (PS2) 2000年3月4日
- PlayStation 3 (PS3) 2006年11月11日
- PlayStation 4 (PS4) 2014年2月22日。(なお2022年末時点でも基本モデル1機種は生産・販売が継続している)。
- PlayStation 4 Pro (PS4 Pro) - PS4の改良版で、4K解像度 (2160p)対応[注釈 3]。
- PlayStation 5 (PS5) 2020年11月12日 - ネイティブ4Kでも十分なパフォーマンスが出せる最新機種にもかかわらず、新型コロナウイルス感染症によるコロナ禍が原因で世界中で人々が家に籠もったことによりゲーム機需要が急増しさらに世界的な半導体不足も起きた結果、PS5は1年以上に渡り入手難が続くという異例の事態となった。ディスクドライブのない「デジタル・エディション」もある。
-
PlayStation
-
PS one
-
PlayStation 2
-
PlayStation 2
(SCPH-70000) -
PlayStation 3
-
PlayStation 3
(CECH-2000) -
PlayStation 3
(CECH-4000) -
PlayStation 4
-
PlayStation 4
(CUH-2000) -
PlayStation Classic
-
PlayStation 5 デジタル・エディション
- その他の特殊な据置型ゲーム機
- PSX - 2003年から2005年にかけて製造・販売された、PS2の機能および「ハードディスク搭載のハイブリッド(HDD・DVD)レコーダー」機能を併せ持つ据置型ハードウェア。
携帯型ゲーム機
編集- PlayStation Portable (PSP) 2004年12月12日
- PlayStation Portable go (PSP go) - PSPからUMDドライブを省いた機種。ソフトウェアはダウンロード販売のみ。
- PlayStation Vita (PS Vita) 2011年12月17日 - PS Vitaの対応メディアはUMDドライブからPS Vitaカードスロットに変更。
- PlayStation Vita TV (PS Vita TV) - 据置型版(未対応ソフトあり)。欧米では「PlayStation TV」の名称で発売。
-
PlayStation Portable
-
PlayStation Portable go
-
PlayStation Vita
-
PlayStation Vita TV
周辺機器
編集- DUALSHOCK - PlayStationシリーズで採用されている専用コントローラの製品シリーズ。
- PlayStation Move - モーションコントローラとカメラを組み合わあせて使用することで、体感型ゲームの操作を可能とする。初代PS VR(次の行で説明)のコントローラとしても使える。
- PlayStation VR (PS VR) - PS4およびPS5用のVRヘッドマウントディスプレイ。
- PlayStation VR2 - 新世代のVRヘッドマウントディスプレイ。高い没入感を実現。2つの2000×2040の有機ELディスプレイを内蔵し、初代 PS VRの4倍もの解像度を実現しており、4KHDRの映像と最大120 fps(frame / sec, 1秒あたりのフレーム数)のフレームレートを実現。視線トラッキング(プレーヤーの視線を感知する機能)を実現しており、ゲーム内のアバターにプレイヤーの感情や反応を再現でき、協力プレイやマルチプレイでのチャットの臨場感やパーソナルなやり取りも、よりリアルに表現することも可能[8]。2023年2月22日に発売。PS5専用[注釈 5]。
- PlayStation Portal リモートプレーヤー - 2023年11月15日に発売。
- nasne - テレビ視聴・録画・再生を可能とするデジタルチューナーとハードディスク・レコーダー搭載のネットワークストレージ。PlayStationシリーズやスマートフォンのtorneアプリの他、PCではPC TV Plusアプリで使用可能。2020年に販売終了したがバッファローが製造・販売を継承した。
- AVマルチ - 主にPlayStationシリーズで採用されていた、映像信号・音声信号のアナログ伝送コネクタ。
サービス
編集- PlayStation Network (PSN)
- PlayStation Store
- PlayStation Plus
- PlayStation App - PlayStation Mobile Inc.が配信するアプリ。また、本格的なゲームアプリを提供するために「フォワードワークス」が設立されている[10]。
- PlayStation Video - 「Video Unlimited」をPSNに統合して改称。終了。
- PlayStation Music - 「Music Unlimited」をPSNに統合して改称。Spotifyと提携[11]。終了。
- PlayStation Home - 2015年3月末に終了。
- PlayStation Mobile - 2015年9月末に終了。
この他、2016年にはイベント活動を束ねる「PlayStation祭」[12]、子ども層の拡大を狙う「キッズの星」プロジェクトも発表されている[13]。
互換性対応表
編集音源に関しては、PS2はムービー演出などでのみDolby Digital/DTS(4ch)を出力できる作品が存在した。また、必要に応じてドルビープロロジックIIにより音源にマトリックス効果を掛けた作品も存在した。PS3以降はLPCM2ch~7.1ch、Dolby Digital、DTSのいずれか、または複数に対応した作品が存在。PS5は独自規格の3Dサウンド機能を拡張して2023年以降にドルビーアトモスで出力できるケースの作品が増えた。また、ブルーレイのビットストリーム出力、HDMI-CECはPS3のCECH-2000系列モデルから可能となった。PSP、PS Vita、PS Vita TVに関してはすべて2ch LPCM出力のみ対応。
PS PS one |
PS2 (SCPH-10000 - SCPH-39000) |
PS2 (SCPH-50000 - SCPH-55000) PSX (DESR-5000・DESR-5100・DESR-7000・DESR-7100) |
PS2 Slim (SCPH-70000 - SCPH-90000)PSX (DESR-5500・DESR-5700・DESR-7500・DESR-7700) BRAVIA KDL22PX300 (欧州のみ) |
PS3 (CECHA・CECHB・CECHC・CECHE) |
PS3 (CECHG・CECHH・CECHK・CECHL・CECHQ) Slim (CECH-2000 - CECH-3000) Super Slim (CECH-4000 - CECH-4300) |
PS4 PS4Pro |
PS5
PS5Pro |
PSP | PSVita | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PS用ソフト | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | □(※4) | □(※4) | △ | △ |
PS2用ソフト | × | △(※1) | △(※2) | △ | ×(※3) | × | × | |||
PS3用ソフト | × | × | × | ◯ | ◯ | □(※5) | □(※5) | |||
PS4用ソフト | × | × | ◯ | ◯ | ||||||
PS5用ソフト | × | ◯ | ||||||||
PSP用ソフト(UMD) | × | × | × | × | × | × | × | × | △(※7) | ×(※11) |
PSP用ソフト(ダウンロード) | △(※6) | □(※4) | □(※4) | ◯ | △(※8) | |||||
PSVita用ソフト | × | × | × | × | × | ◯(※12) | ||||
CD | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × | × | |
SACD | × | × | × | × | × | × | × | |||
DVD | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
BD | × | × | × | |||||||
UHD BD | × | × | × | |||||||
リージョンロック | PS1用作品 | PS1用作品
PS2用作品 DVD |
PS1用作品
PS2用作品 DVD |
PS1用作品
PS2用作品 DVD |
(※9)(※10)
PS1用作品(ディスク起動のみ) PS2用作品(ディスク起動のみ) PS3用作品(ごく一部のみ) PS Minis作品(日本プレイ不可) DVD BD Blu-ray 3D |
(※9)(※10)
PS1用作品(ディスク起動のみ) PS3用作品(ごく一部のみ) PS Minis作品(日本プレイ不可) DVD BD Blu-ray 3D |
(※9)(※10)
DVD BD Blu-ray 3D |
(※9)(※10)
DVD BD |
(※9)(※10)
PS Minis作品(日本プレイ不可) UMD VIDEO |
(※9)(※10)
PS Minis作品(日本プレイ不可) |
- ※1 PS2(厚型)のSCPH-10000(日本国内のみ)からSCPH-39000まではiLINK端子を対戦できたが、2003年5月15日のSCPH-50000以降はできなくなった。なお、PS2全モデルでPS1作品における「通信ケーブル」を使用することはできない。
- ※2 PS2(厚型)のSCPH-30000からSCPH-50000まではEXPANSION BAY(以前の日本国内のみSCPH-10000 - SCPH-18000まではPCカードスロット)にPlayStation BB Unitを搭載されたが、2004年11月4日のPS2(薄型)SCPH-70000以降はできなくなった。なお、初期型PS3モデルではネットワーク接続のエミュレーションは可能であるが、BB Unitを使用する作品で対応させたのはごくわずかである。
- ※3 PS3(厚型)のCECHB00(20GBモデル)及びCECHA00(60GBモデル)ではPS2のソフトの互換機能を備えていたが、2007年11月11日のCECHH00(40GBモデル)以降はできなくなった。
- ※4 PS1、PS2、PS3、PSPのパッケージソフトはそのままではPS4でプレイできない[注釈 6]。ただし「PlayStation Plus プレミアム」に加入すれば、過去のPlayStationシリーズのハード上で動いた名作ゲームの一部が、PS4やPS5でプレイ可能な状態に改良された状態で「クラシックス・カタログ」に掲載されており、それをダウンロードしてプレイすることができる[14]。
- ※5 本体から直接エミュレーターで起動してプレイできない。PlayStation Plus プレミアムでクラウドプレイからゲームをプレイすることは可能。
- ※6 PSP Remaster対応ソフトをディスクなどでプレイする場合のみ、一部作品が対応
- ※7 PlayStation Portable goはUMDドライブが非搭載のため、UMD作品をプレイできない。
- ※8 ごく一部の作品(ポップンミュージックポータブルなど)のみPSPのみでしか購入・ダウンロード不可で、それ以外はプレイ可能。
- ※9 PS3,PSP,PS4,PSVita,PS5作品において、ディスクリージョン、またはダウンロード版ゲームのリージョンと本体のリージョンが異なる場合、PSNの接続地域が変更され、ダウンロードコンテンツのリージョンコードが不一致する場合ではDLCのみが使えなくなるケースがある。場合によっては、PSNの接続をゲーム単位で拒否されることもある[15]。この問題は特にディスク版で発生しやすい。Xbox(One以降)においてはゲームデータの国ごとの分別がほとんど行われていないため、DLCで問題を起こすリスクはない。
- ※10 中華人民共和国本土で販売されるPS本体は例外的にリージョンロックがかかる。
- ※11 UMD PassportによるPSPのダウンロード作品の割引機能は対応(2024年現在はサービス終了済み)
- ※12 PS Vita TVでは一部のPS Vita向け作品をプレイできない。Vita TV専用アプリケーションもわずかだが存在した。
【記号凡例】
- ◯:対応
- ×:非対応
- △:限定的に対応
- □:クラシックス・カタログ対応
- PSX・BRAVIA KDL22PX300(欧州のみ)以外はソニー・インタラクティブエンタテインメント(当時ソニー・コンピュータエンタテインメント)の発売製品
沿革
編集以下、特筆が無い場合は日本国内の日付を記す。
- 1994年
- 12月3日 - 初代PlayStation発売。
- 1997年
- 11月20日 - アナログコントローラDUALSHOCK発売。
- 1999年
- 1月23日 - PocketStation発売。
- 3月2日 - PlayStation Meeting 1999にてPlayStation 2 (PS2) を発表[18]。
- 2000年
- 2002年
- 2003年
- 12月13日 - PSX発売。
- 2004年
- 12月12日 - PlayStation Portable (PSP) 発売。
- 2005年
- 3月24日 - アメリカイマージョン社とのコントローラ振動技術の特許権をめぐる訴訟で、カリフォルニア州オークランド連邦地裁がソニー・コンピュータエンタテインメントなどに対し、アメリカでのPlayStationおよびPlayStation 2の販売差し止めと約9,070万ドル(日本円で約96億円)の損害賠償を命じる判決[注釈 8]。ソニー・コンピュータエンタテインメントは再審理を請求。
- 5月16日 - 北米のElectronic Entertainment Expo (E3) にてPlayStation 3 (PS3) を発表。
- 2006年
- 3月14日 - アメリカでのイマージョン社とのコントローラ振動技術の特許権をめぐる訴訟でSCEの再審請求が棄却。
- 11月11日 - PS3発売。PlayStation Network (PSN) サービス開始。
- 2007年
- 3月1日 - イマージョン社の請求金額とライセンス料を全面的に支払い、業務提携する形でSCEが和解。和解金は非公開。
- 12月末 - PlayStation.com、ショッピングサービス終了[19]。
- 2008年
- 2月末 - PlayStation.com、メールニュースサービス終了[19]。
- 12月12日 - PlayStation Homeサービス開始。
- 2009年
- 11月1日 - PlayStation Portable go (PSP go) 発売。
- 2010年
- 6月29日 - PlayStation Plusサービス開始。
- 10月21日 - PlayStation Move発売。
- 2011年
- 1月27日 - PlayStation Meeting 2011にてPlayStation Vita (PS Vita) を発表。
- 12月8日 - PlayStation Suite(現・PlayStation Mobile)サービス開始。
- 12月17日 - PS Vita発売。
- 2013年
- 2月20日 - PlayStation Meeting 2013にてPlayStation 4 (PS4) を発表[22]。
- 11月14日 - PlayStation Vita TV (PS Vita TV) 発売。
- 11月15日 - 北米の2カ国でPS4が発売(世界初)。
- 2014年
- 1月7日 - 米国のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー (CES) にてPlayStation Nowを発表。
- 2月14日 - PlayStation Appサービス開始。
- 2月22日 - 日本国内でPS4が発売。
- 2016年
- 10月13日 - PlayStation VR (PS VR) 発売。
- 11月10日 - PlayStation 4 Pro (PS4 Pro) 発売。
- 2018年
- 12月3日 - PlayStation Classic発売。
- 2019年
- 10月4日 - 4月16日 ‐ WIREDがマーク・サーニーの独占インタビューを掲載。PlayStation 4(PS4)の後継機となるPlayStation 5(PS5)(※この時点では名称不明) の概要が公表された。
- 12月3日 - 初代PS発売から25周年となったこの日に「史上最も売れた家庭用ビデオゲームコンソールブランド」(PS・PS2・PS3・PS4の累計販売台数、同年11月7日時点のVG Chartzによる推定値4億5019万台)としてギネス世界記録の認定を受ける[23]。
- 2020年
- 11月12日 - PlayStation 5 (PS5) 発売[24]。
- 12月11日 - フィリピンでPS5が発売。
- 2021年
- 1月22日 - インドネシアでPS5が発売。
- 2月2日 - インドでPS5が発売。
- 5月15日 - 中国でPS5が発売。
- 2023年
- 2月2日 - PlayStation VR2発売[25]。
- 11月10日 - PlayStation 5 (PS5)新モデル発売[26]。
- 11月15日 - PlayStation Portal発売[27]。
- 2024年
- 11月7日 - PlayStation 5 Pro (PS5 Pro)発売予定。
マスコットキャラクター
編集以下、日本国内でこれまでにテレビCMや会員サービス「PlayStation CLUB」、オンライン配信サービスなどで使用されたPlayStationの主なマスコットキャラクターである。特に初代PlayStationの頃には販売戦略としてキャラクターが多用されていた。
- クラッシュ・バンディクー
- パラッパ(パラッパラッパー)。
- ピポサル(サルゲッチュ)。
- ムームー星人(ジャンピングフラッシュ!/PlayStation CLUB初期のメインキャラクター)。
- 井上トロ(どこでもいっしょ/PS3・PSP向けの無料配信サービス「週刊トロ・ステーション」などにも登場)。
その他(雑学)
編集- 日本国内における発売日について
PlayStationシリーズの発売日の傾向として、暦注(六曜)の大安をあらかじめ選んでおくことが多く、覚えやすい「日付の数字並び」(もしくは語呂)を設定することも多い。
- PS - 1994年12月3日(大安/土曜)
- PS2 - 2000年3月4日(大安/土曜)[注釈 9]
- PSP - 2004年12月12日(大安/日曜)
- PS3 - 2006年11月11日(大安/土曜)
- PS4 - 2014年2月22日(大安/土曜)
- PS5 - 2020年11月12日(大安/木曜)[注釈 10]
周辺機器や薄型・改良機、姉妹機等
- PocketStation - 1999年1月23日(大安)
- PS one - 2000年7月7日(大安)
- PS2 (SCPH-70000 CB) - 2004年11月3日(大安)
- PSP (PSP-2000) - 2007年9月20日(大安)
- PSP go - 2009年11月1日(大安)
例外的なもの
脚注
編集注釈
編集- ^ 2016年4月1日に株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(略: SCE)より社名変更。
- ^ 日本においてもCMや自社製品内の表記では「PS」(ピーエス)と略している。
- ^ ダイナミック4Kまで。
- ^ 「ディスクあり通常版」はソニーストアでの便宜的な呼び方である[1]。技術的な観点で より正確に言うなら「光学ドライブあり通常版」である。
- ^ なお、PS4には対応しない。また、前世代機であるPS VR対応ソフトとの互換性も提供されない[9]。
- ^ PS3はCellで動くハードであるのに対しPS4はAMD Jaguar 8コアというCPUで動くハードである。よって、PS3のエミュレーションは困難となっている。PS2のエミュレーションに関しては2024年にPS4、PS5のPS Plus プレミアムの特典に実装された。
- ^ AIBOと同じ手法であった。
- ^ 俗にいうサブマリン特許。
- ^ 元号表記では平成12年3月4日に発売。
- ^ 1+1+1+2で加算すると5になる。
出典
編集- ^ PlayStationサイトポリシー - playstation.com
- ^ https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/451118.html ]
- ^ [2]
- ^ “家庭用コンピュータエンタテインメントシステム [PlayStation 2 および周辺機器 ・ SCPH-10000他]”. 日本デザイン振興会 (2000年). 2021年7月27日閲覧。
- ^ 『次世代コンピュータエンタテインメント・システムを2006年春発売予定~Cellをはじめとする最先端技術を搭載し、「プレイステーション」「プレイステーション 2」との互換性を実現~』(プレスリリース)ソニー・コンピュータエンタテインメント、2005年5月17日 。2021年7月27日閲覧。
- ^ 『次世代コンピュータエンタテインメントシステム「プレイステーション 4」日本国内で2014年2月22日(土)に希望小売価格41,979円(税込)/39,980円(税抜)にて発売~同時発売タイトルをはじめとした国内向けソフトウェアラインアップも発表~』(プレスリリース)ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア、2013年9月9日 。2021年7月27日閲覧。
- ^ 吉田修平『SCEワールドワイド・スタジオプレジデント、吉田修平氏が興奮気味に語る“ついに訪れたVR時代の幕開け”【TGS2014】』(インタビュアー:電撃オンライン)、KADOKAWA Game Linkage、2014年9月20日 。2021年7月27日閲覧。
- ^ SONY、PS VR2公式ページ
- ^ “PlayStation VR2は後方互換性なし。次世代VR体験に向けた機能刷新のため”. AUTOMATON. 2022年12月29日閲覧。
- ^ SCEが設立した新会社フォワードワークスは何をする会社なのか、SCE広報部に聞いてみた(電撃オンライン 2016年3月25日)
- ^ 「PlayStation™Music」を通じ、「Spotify」が本日9月29日からPS4®/PS3®で国内サービスを開始!(PlayStation.Blog 2016年9月29日)
- ^ すべての遊びが、ここに集まる。イベント活動を束ねる新たな取り組み"PlayStation®祭"立ち上げのお知らせ(PlayStation.Blog 2016年7月1日)
- ^ 【TGS 2016】ブースでは充実したタイトルとPS VRを体験してもらいたい―SIE JA プレジデント盛田厚氏にインタビュー(Gamer 2016年9月16日)
- ^ [3]
- ^ “今使用されているプレイステーションはどちらのリージョンですか”. 2024年10月15日閲覧。
- ^ ロゴ+文字でブランドの浸透をうながす、PlayStationファミリーロゴ - BCN+R (2017年7月12日)
- ^ <LOGOS・「プレイステーション」のロゴ>初代から変わらぬPとS - BCN+R (2017年8月6日)
- ^ “続報:次世代プレステの発表会で出井社長がコメント,「ソニー・グループ全社を挙げて応援する」”. 日経BP Tech-on (1999年3月2日). 2015年2月23日閲覧。
- ^ a b c “SCE、PlayStation.comのショッピング機能を12月末で終了 -メールニュースも来年2月末に終了。ポイントは移行”. AV Watch. インプレス (2007年9月27日). 2021年7月27日閲覧。
- ^ 速報:プレイステーション・ドットコム、1時半現在予約できず PC Watch 2000年2月18日
- ^ 購入者の個人情報が流出 プレステ2予約販売サイトで2000年3月2日 日経BPnet 2000年3月2日
- ^ ソニー・コンピュータエンタテインメント 「プレイステーション 4」(PS4™)発表 (PDF) (株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント:公式プレスリリース 2013年2月21日)
- ^ プレイステーションが「最も売れた家庭用ゲーム機」でギネス認定--25年で4億5000万台,CNET Japan,2019年12月4日
- ^ “プレイステーション®5 11月12日(木)に発売決定 PS5™デジタル・エディション 希望小売価格39,980円+税、PS5™ 希望小売価格49,980円+税”. PlayStation.Blog (2020年9月17日). 2020年9月17日閲覧。
- ^ “PlayStation VR2 | PS5で実現する次世代のVRゲームがここに”. PlayStation. 2024年1月27日閲覧。
- ^ “PlayStation 5 | Play Has No Limits”. PlayStation. 2024年1月27日閲覧。
- ^ “PlayStation Portal リモートプレーヤー | 手のなかにPS5ゲーム体験を”. PlayStation. 2024年1月27日閲覧。
関連項目
編集- ソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE) - PlayStationシリーズ製品を扱う。
- ソニー (SONY) - 電子機器・放送機器等を扱う電機メーカーで、SIEの親会社にあたる。
- 久夛良木健 - PlayStationプロジェクトの立ち上げ時よりの中心人物。
- 後藤禎祐 - 初代PS、PS one、PS2(薄型機含む)、PS3(薄型機除く)の本体および周辺機器(コントローラなど)のデザインを担当。
外部リンク
編集- プレイステーション オフィシャルサイト
- PlayStation.Blog
- プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) - X(旧Twitter)
- プレイステーション (PlayStationJapan) - Facebook
- プレイステーション (@playstation_jp) - Instagram
- PlayStation Japan - YouTubeチャンネル
- PlayStationJapan (@playstationjapan) - Twitch
- Ask PlayStation JP (@AskPS_JP) - X(旧Twitter)
- PlayStation(R)公式チャンネル“ぷれちゃ” - ニコニコチャンネル