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I do, You do あなたらしく、わたしらしく』(あいどぅ、ゆうどぅ - )は、1983年10月[1]に発表された太田裕美の17枚目のオリジナルアルバム。発売元はCBS・ソニー

『I do, You do
あなたらしく、わたしらしく』
太田裕美スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ニューミュージックテクノ歌謡
レーベル CBS・ソニー
太田裕美 アルバム 年表
Far East
(1983年)
I do, You do
1983年
TAMATEBAKO
1984年
『I do, You do
あなたらしく、わたしらしく』収録のシングル
  1. ロンリィ・ピーポーII
    リリース: 1983年6月22日
  2. 満月の夜 君んちへ行ったよ
    リリース: 1983年11月21日
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2001年5月23日CDとして再発売された。規格品番はSRCL-5091[2]

解説

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同年3月21日にリリースされた前作の『Far East』に続き、のちに夫となる音楽プロデューサー福岡智彦がディレクターとして参加した。

本作では、作詞家として駆け出し時代の銀色夏生が起用された。銀色夏生は、本作では「山みき子」名義を使用しているが、次作の『TAMATEBAKO』と『雨の音が聞こえる』では「山みき子」名義を使用している。

編曲には『Far East』に引き続き大村雅朗を迎えた。また本作では川島裕二や、福岡がデビューさせたチャクラのリーダーだった板倉文などが作曲・編曲で参加。下田逸郎とのコンビによる「ロンリィ・ピーポー」シリーズも2曲収録している。

ニューヨーク留学からの帰国後に発表した前作『Far East』のB面「Tokyo Side」を発展させ、1980年代に流行したオリエンタル・サウンドを採り入れた作品[2]。前作に続きニュー・ウェイヴ路線を推し進め、さらに思い切ったテクノ歌謡的サウンドで「『木綿のハンカチーフ』の太田裕美」のイメージを覆して新境地を拓いた。この路線は次作の『TAMATEBAKO』にも引き継がれることとなる。

福岡の影響によるテクノ路線への転換に対しては、従来のファンからは賛否両論もあったが[3]シングルカットされた『満月の夜 君んちへ行ったよ』が有線放送などで流れたこともあり、1980年代YMOブームに代表されるテクノ・ポップの流行下で新規ファン層を獲得することにも成功した。

アルバムジャケットは、オレンジ色基調の背景に「I do, You do」の大きな黄色い文字が躍り、当時流行したDCブランド風の衣装をまとった太田がポーズを取るという、明るくポップなイメージのデザインとなっている。

収録曲

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  1. 満月の夜 君んちへ行ったよ
  2. 葉桜のハイウェイ
  3. お墓通りあたり
    • 作詞:山本みき子/作曲:太田裕美/編曲:大村雅朗
    • シングル『満月の夜 君んちへ行ったよ』のB面曲。
  4. ガラスの週末
    • 作詞:山元みき子/作曲:板倉文/編曲:大村雅朗
  5. こ・こ・に・い・る・よ
    • 作詞:山本みき子/作曲:太田裕美/編曲:大村雅朗
  6. 移り気なマイ・ボーイ
    • 作詞:山本みき子/作曲:太田裕美/編曲:大村雅朗
  7. パスしな!
  8. ロンリィ・ピーポーIII
    • 作詞:下田逸郎/作曲:太田裕美/編曲:板倉文
  9. ロンリィ・ピーポーII
  10. 33回転のパーティー
    • 作詞:山本みき子/作曲・編曲:板倉文

脚注

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  1. ^ I do,You do あなたらしく、わたしらしく - レコチョク
  2. ^ a b I do,You do あなたらしく、わたしらしく - ソニー・ミュージックエンタテインメント
  3. ^ TAMATEBAKO - ソニー・ミュージックエンタテインメント

関連項目

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外部リンク

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