BMW・507
BMW・507とは、ドイツの自動車メーカー・BMWが1956年から1959年まで製造していたスポーツカーである。
BMW・507 | |
---|---|
概要 | |
販売期間 | 1956年 - 1959年 |
ボディ | |
乗車定員 | 2人 |
ボディタイプ | 2ドアカブリオレ |
駆動方式 | FR |
パワートレイン | |
エンジン | V型8気筒OHV3,168cc |
最高出力 | 150PS/5,000rpm |
最大トルク | 24.0kgm/4,000rpm |
変速機 | 4速MT |
車両寸法 | |
全長 | 4,380mm |
全幅 | 1,650mm |
全高 | 1,300mm |
車両重量 | 1,220kg |
概要
編集アルブレヒト・フォン・ゲルツがデザインを担当。戦後初のBMW新型車である501/502をベースにした、2座カブリオレである。経営難のさなか、503と同時期にフランクフルトモーターショーで発表、1956年から販売を開始した。専用のハードトップを被せることによりクーペボディにすることが可能だった。
フリッツ・フィードラー設計によるシャシー、チューニングした502用3,200ccエンジン搭載。安価を目指したが、開発費がかさんでしまった結果、メルセデス・ベンツ・300SL並の高価格車とならざるを得ず、販売不振によって短期間のうちに製造中止。総生産台数は252台とごく少なく、BMWの経営不振を招いた。