那加駅
岐阜県各務原市にある東海旅客鉄道の駅
那加駅(なかえき)は、岐阜県各務原市那加本町にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅[1]。駅番号はCG02。
那加駅 | |
---|---|
駅舎(2020年5月) | |
なか Naka | |
◄CG01 長森 (3.0 km) (3.2 km) 蘇原 CG03► | |
左は乗換の新那加駅 | |
所在地 | 岐阜県各務原市那加本町49-1 |
駅番号 | CG 02 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■高山本線 |
キロ程 | 7.2 km(岐阜起点) |
電報略号 | ナカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,277人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1920年(大正9年)11月1日[1][2] |
乗換 | 新那加駅(名鉄各務原線) |
備考 | 無人駅[1] |
歴史
編集- 1920年(大正9年)11月1日:高山線(1934年に高山本線へ改称)の岐阜駅 - 各務ヶ原駅間開通と同時に開業[1]。旅客及び貨物の取り扱いを開始[2]。
- 1968年(昭和43年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)4月1日:無人駅化[1][3]。ただししばらくの間、鵜沼駅からの出張扱いで乗車券類を発売[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[2]。
- 1998年(平成10年)2月:簡易駅舎に改築[1]。
- 2010年(平成22年)3月13日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる[4]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。かつては木造の駅舎を有したが、コンクリートのものに改築された。トイレは無い[1]。駅前の名鉄各務原線の踏切の南側に、各務原市が設置した水洗式便所がある。また下りホームには、シースルーの待合室がある。
高速通過(110km/h)可能な両開き分岐器(Y字ポイント)に取り換えられている[1]。岐阜駅管理の無人駅で、TOICA専用の簡易改札機が設置されたが自動券売機は設置されていない。
出入り口は南側しかなく、北側からは出入りできない。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 高山本線 | 上り | 岐阜・名古屋方面[注釈 1] |
2 | 下り | 美濃太田・高山方面[注釈 1] |
-
構内(岐阜方面を望む)
利用状況
編集一日平均の乗車人員は以下の通り。岐阜駅経由で名古屋方面へ行くには名鉄より列車の乗車時間が短いため(乗り換え、待ち時間を含まず)、民営化後は徐々に利用者が増えており、減少傾向にある新那加駅や市民公園前駅とは対照的になっている。
- 2006年度 - 872人
- 2007年度 - 937人
- 2008年度 - 979人
- 2009年度 - 1,004人
- 2010年度 - 1,064人
- 2011年度 - 958人
- 2012年度 - 1,089人
- 2013年度 - 1,109人
- 2014年度 - 1,093人
- 2015年度 - 1,153人
- 2016年度 - 1,175人
- 2017年度 - 1,197人
- 2018年度 - 1,274人
駅周辺
編集JRで各務原市役所に行くならば、当駅からが最も近い。
バス路線
編集- 「新那加駅北口」バス停(那加駅南口に該当)があり、各務原市ふれあいバス川島線、岐阜バスイオンモール各務原線が運行されていたが、2024年4月1日に新那加駅の南口への乗り入れに変更されたことにより、当駅に乗り入れるバスは無くなった。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅 ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、163頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “21駅を停留所化 高山線など3線 約60人削減、4月実施 名鉄局”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1985年3月28日)
- ^ 『平成22年3月 TOICAがますます便利になります!!』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2009年12月21日。オリジナルの2020年12月19日時点におけるアーカイブ 。2020年12月19日閲覧。