讃詞
讃詞(さんし、ギリシア語: τροπάριον、ロシア語: тропа́рь、ルーマニア語: Tropar、英語: troparion, tropar)とは、正教会における祈祷文の種別[1]。スラヴ語から片仮名転写して「トロパリ」とも呼ぶ。
狭義には発放讃詞(はっぽうさんし、ギリシア語: ἀπολυτίκιον)と呼ばれる、祭日における最も重要な要素を表す祈祷文を指す[2]。
広義の讃詞一覧
編集- 讃頌 - стихира(スティヒラ)
- 小讃詞 - кондак(コンダク)
- 坐誦讃詞 - седален(セダレン)
脚注
編集参考文献
編集- ミハイル・ソコロフ著、木村伊薩阿克訳『正敎奉神禮』(日本正教会・明治24年3月)