焼石駅
日本の岐阜県下呂市にある東海旅客鉄道の駅
焼石駅(やけいしえき)は、岐阜県下呂市焼石にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である[1]。
焼石駅 | |
---|---|
駅舎(2015年) | |
やけいし Yakeishi | |
◄*飛騨金山 (9.0 km) (12.6 km) 下呂** CG16► | |
所在地 | 岐阜県下呂市焼石2828 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■高山本線 |
キロ程 | 75.7 km(岐阜起点) |
電報略号 | ヤケ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
23人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)4月14日[1][2] |
備考 | 無人駅[1] |
歴史
編集- 1929年(昭和4年)4月14日:高山線(1934年に高山本線へ改称)が飛騨金山駅から延伸した際に、その終着駅として開業[1]。旅客及び貨物の取扱を開始[2]。
- 1930年(昭和5年)11月2日:高山線が下呂駅まで延伸。途中駅となる。
- 1945年(昭和20年)1月10日:高山線列車脱線転落事故 焼石駅 - 下呂駅間の保井戸地区にある第4益田川橋りょうで富山行き列車が転落事故、45人が死亡、50人以上が大怪我をした。当時の中原村幹部や村民も多く犠牲となった。
- 1961年(昭和36年)2月21日:貨物の取扱を廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)4月1日:無人駅化[1][3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる[2]。
- 2009年(平成21年)4月26日:落雷と思われる原因によって信号機器室が焼損、5月1日に復旧するまでの間、代用閉塞による運転となる。
- 2015年(平成27年)3月19日:約86年ぶりに駅舎が建て替えられ、新待合所が利用開始される。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。二つのホームを跨線橋が結んでいる。
下呂駅管理の無人駅である[1]。水洗式便所が駅前に設置されている[1]。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 高山本線 | 下り | 下呂・高山方面[4] |
2 | 上り | 美濃太田・岐阜方面[4] |
駅周辺
編集小さな集落である。
バス路線
編集- 下呂市コミュニティバス
- げろバス下呂(中原線)
- デマンド下呂
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅 ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、25頁。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、165頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “21駅を停留所化 高山線など3線 約60人削減、4月実施 名鉄局”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1985年3月28日)
- ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。