柴裕之
日本の歴史学者
柴 裕之(しば ひろゆき、1973年[1] - )は日本の歴史学者。博士(文学)。日本の中世末、特に戦国時代の政治・軍事史を専門とする。
経歴
編集東京都出身[1]。1999年、東洋大学文学研究科 日本史学専攻修士課程 修了[2]。2002年、東洋大学 文学研究科 日本史学専攻博士後期課程 満期退学[2][1]。
2005年4月より(財)千葉県史料研究財団 嘱託(2009年3月まで)[2]。2007年4月より東洋大学 文学部史学科 非常勤講師[2]。2014年4月より早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校 講師[2]。2015年9月より愛知大学文学部人文社会学科 非常勤講師(集中講義)[2]。2017年7月より木更津市史 中世部会委員[2]。2020年4月より千葉県文書館県史・古文書課会計年度任用職員[2]。
著書
編集単著
編集- 『戦国・織豊期大名徳川氏の領国支配』岩田書院、2014年12月1日。ISBN 978-4872948844。
- 『清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』戎光祥出版、2018年9月27日。ISBN 978-4-86403-301-5。
- 『徳川家康 境界の領主から天下人へ』平凡社、2020年3月20日。ISBN 978-4-256-98220-4。
- 『織田信長 戦国時代の「正義」を貫く』平凡社、2020年12月11日。ISBN 978-4582477474。
- 『青年家康 松平元康の実像』KADOKAWA、2022年9月14日。ISBN 978-4-04-703711-3。
編著
編集- 『論集戦国大名と国衆 (6) 尾張織田氏』岩田書院、2011年12月1日。ISBN 978-4872947151。
- 『論集戦国大名と国衆 (20) 織田氏一門』岩田書院、2016年12月1日。ISBN 978-4866029665。
- 『図説 明智光秀』戎光祥出版、2018年12月15日。ISBN 978-4864033053。
- 『シリーズ織豊大名の研究(8) 明智光秀』戎光祥出版、2019年5月25日。ISBN 978-4864033213。
- 『図説 豊臣秀吉』戎光祥出版、2020年6月30日。ISBN 978-4864033558。
- 『シリーズ織豊大名の研究(10) 徳川家康』戎光祥出版、2021年12月20日。ISBN 978-4864034074。
- 『図説 徳川家康と家臣団』戎光祥出版、2022年10月31日。ISBN 978-4864034562。 共編:小川雄
- 『戦国武将列伝6 東海編』戎光祥出版、2024年6月3日。ISBN 978-4864034456。 共編:小川雄
論文
編集- “柴 裕之 (Hiroyuki Shiba) - マイポータル”. researchmap. 2024年4月21日閲覧。
脚注・参考文献
編集- ^ a b c “徳川家康 - 平凡社”. 平凡社. 2024年10月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “柴 裕之 (Hiroyuki Shiba) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2023年6月20日閲覧。
- ^ “『どうする家康』ついに最終回…最新の研究成果はどこまで生かされたか 時代考証に聞く<上>”. 読売新聞 (2023年12月13日). 2024年10月2日閲覧。
- ^ “2026年 大河ドラマ「豊臣兄弟!」出演者発表<豊臣秀吉><豊臣兄弟の恋人たち>”. NHK (2024年10月2日). 2024年10月2日閲覧。