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松原 耕二(まつばら こうじ、1960年8月12日 - )は、日本ニュースキャスター作家。元TBSテレビ報道局記者。血液型はA型。

まつばら こうじ

松原 耕二
生誕 (1960-08-12) 1960年8月12日(64歳)
日本の旗 日本山口県下関市
出身校 早稲田大学政治経済学部
職業 TBSフリーランス
活動期間 1984年 -
肩書き
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経歴

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1960年に山口県下関市で生まれ、1979年に福岡県立修猷館高等学校を卒業する[1][2]1984年早稲田大学政治経済学部を卒業後、東京放送(現:TBSホールディングス)に入社し、報道局社会部記者となる。

1989年に『筑紫哲也 NEWS23』の立ち上げにディレクターとして参加し、1991年には朝のニュース番組『JNNニュースコール』のニュースキャスターに就任した。1992年から1995年まで『JNN報道特集』ディレクターを務めたのち、報道局経済部記者を経て、1997年に前任の報道局政経部(現:報道局政治部)記者・杉尾秀哉の後任で夕方のニュース番組『JNNニュースの森』平日版の3代目メインキャスターに就任する。この間報道記者・門脇利枝キャスター、進藤晶子アナウンサー(当時)、小川知子アナウンサーとコンビを組んだ(ただし小川アナウンサーとは6カ月間コンビを組んだ)。2001年にメインキャスターを退任して『JNNニュースの森』編集長に前任の杉尾秀哉と入れ違いで就任、3年間在籍した(後任のメインキャスターは前任の杉尾秀哉にバトンタッチ)。2004年にはJNNニューヨーク支局長に就任した(4年間在籍)。

2008年に帰国してからは、報道局プロデューサーとして『サンデーモーニング』や『サタデーずばッと』を担当する。2010年から2012年3月までは夜のニュース番組『NEWS23X』のメインキャスターを担当した。

2011年、初の長編小説『ここを出ろ、そして生きろ』(新潮社)を刊行し、作家としてデビュー。2012年に報道局解説委員に就任し、2013年にはBS-TBSのスペシャルコレスポンデント(特派記者)に就任する。さらに同年、小説家として第2作目となる報道局を舞台とするインタビューをめぐる長編小説『ハードトーク』(新潮社)を刊行した。

2014年、制作したドキュメンタリー『フェンス〜分断される島・沖縄』で第40回放送文化基金賞優秀賞を受賞する。2015年、BS-TBSの報道番組『週刊報道LIFE』のメインキャスターに就任した。

2018年10月、BS-TBSの大型報道番組『報道1930』のメインキャスターに就任した。

2020年8月31日、TBSを定年退職した。なお、引き続き『報道1930』『サンデーモーニング』の出演は続けるとしている[3]

2021年4月、橋田賞を受賞した。直後に橋田壽賀子の訃報に接することになる[4]

著書

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小説

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  • 『ここを出ろ、そして生きろ』(新潮社、2011/10/21)
  • 『ハードトーク』(新潮社、2013/09/20)
  • 『記者の報い』(文春文庫、2016/02/10)

ノンフィクション・コラム

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  • 『勝者もなく、敗者もなく』(幻冬舎、2000/08/01)(幻冬舎文庫、2011/11/10)
  • 『ぼくは見ておこう ニュースな人たちが教えてくれた生きるヒント25』(プレジデント社、2011/12/05)
  • 『聞く力 話す力 インタビュー術入門』(河出書房新社、2015/11/17)
  • 『反骨 翁長家三代と沖縄のいま』(朝日新聞出版、2016/07/07)
  • 『本質をつかむ聞く力』(筑摩書房、2018/06/06)

出演番組

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レギュラー番組

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期間 番組名 役職 備考
1991年4月 1992年3月 JNNニュースコールTBS 木・金曜日担当キャスター 同局報道局を肩書きでのニュースキャスターとして出演
1997年10月 2001年9月 JNNニュースの森(TBS) 平日版メインキャスター
2010年4月 2012年3月 NEWS23X(TBS) メインキャスター
2013年3月 Nスタ(TBS) 金曜日5時台でのコメンテーター
2013年4月 2015年3月 週刊BS-TBS報道部 (BS-TBS) スペシャルコレスポンデント
2015年4月 2018年9月 週刊報道LIFE(BS-TBS) メインキャスター
2017年8月 現在 サンデーモーニング(TBS→TBSテレビ) パネリスト[5] 同局定年退職後も引き続きフリーとして出演を継続
2018年10月 報道1930(BS-TBS) メインキャスターおよび編集長

特別番組

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映画

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「報道1930」キャスター役

脚注

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  1. ^ 後輩にTBSでも部下に当たるアナウンサーの喜入友浩と系列局・中国放送アナウンサーの中根夕希(早稲田大学政治経済学部でも後輩に当たる)がいる。
  2. ^ 東京修猷会 第498回二木会(2002年11月14日(木))
  3. ^ matsubarakojiの2020年9月1日10時19分のツイート- X(旧Twitter)
  4. ^ matsubarakojiの2021年4月6日11時8分のツイート- X(旧Twitter)
  5. ^ 岸井成格(元毎日新聞主筆)の病気休養に伴い、パネリストとして不定期出演を開始した。また、2018年2月4日2022年11月27日関口宏の休演により司会進行を代行した。
  6. ^ ゴールデンタイムで5時間に及ぶ報道特別番組を5日間連続で放送。

外部リンク

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先代
-
NEWS23Xメインキャスター
初代
2010年3月29日 - 2012年3月23日
次代
膳場貴子
(2012年3月26日 - )