東梅田駅
東梅田駅(ひがしうめだえき)は、大阪府大阪市北区曽根崎二丁目(梅田地区)にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 谷町線の駅。駅番号はT20。
東梅田駅 | |
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2号出入口(2019年2月) | |
ひがしうめだ Higashi-Umeda | |
◄T19 中崎町 (1.0 km) (1.2 km) 南森町 T21► | |
所在地 | 大阪市北区曽根崎二丁目 |
駅番号 | T20 |
所属事業者 | 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) |
所属路線 | ●谷町線 |
キロ程 | 10.3 km(大日起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
77,549人/日(降車客含まず) -2023年- |
乗降人員 -統計年度- |
158,392人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1967年(昭和42年)3月24日 |
乗換 |
梅田駅(Osaka Metro御堂筋線) 西梅田駅(Osaka Metro四つ橋線) 大阪梅田駅(阪急神戸本線・宝塚本線・京都本線) 大阪梅田駅(阪神本線) 大阪駅(JR神戸線・JR京都線・JR宝塚線・おおさか東線・大阪環状線) 北新地駅(JR東西線) |
当駅からの接続路線
編集地下道などを通って以下の路線の各駅と接続しており、乗り換えが可能である。
なお、JR東西線の北新地駅への乗り換えには9分程度かかる。同線への乗り換えは南森町駅の方が便利である。
- 乗車券は梅田駅、西梅田駅、東梅田駅いずれも相互に使用できる。東梅田駅から乗車する場合に西梅田駅で切符を購入したときのように、乗車する駅以外で普通乗車券を購入した場合も、他の2駅の自動改札機を通過することが可能である。定期券はいずれの方向に乗車しても、区間外となる場合を含めて3駅とも入出場することができる。
- 1乗り換えが30分以内ならば乗り継ぎ運賃で乗車可能(30分を超えると適用外となり、改めて初乗り運賃からの計算となる)。
- 東梅田駅までの料金と同一の普通乗車券で乗り継ぎをする場合は、各改札口にある緑色の自動改札機に限り通過することができる。それ以外の自動改札機を通過する場合は、(そのままでは回収されてしまうため)あらかじめ精算機で『乗継乗車券』に引き換えなければならない。また、梅田駅までの料金よりも少ない普通乗車券の場合は精算機で梅田駅までの乗車料金を一旦精算することで『乗継乗車券』に引き換えなければならない。ただし、この乗継乗車券は最終降車駅では差額精算することができる。
- 阪急とOsaka Metroの連絡切符(天神橋筋六丁目駅経由指定)を利用する場合は阪急大阪梅田駅との直接乗り継ぎはできない。
歴史
編集当初は、御堂筋線梅田駅に乗り入れて現在の大国町駅のように同じホームで対面乗り換えを可能とする予定で建設が進められたが、建設中に落盤事故が発生するなど工事が難航したため、当初の計画を諦め東側寄りにトンネルを掘り進むこととなり、その結果当駅が建設された。なお、その際に掘られたトンネルは長らく放置されていたが、のち梅田駅の天王寺・なかもず方面行きホームに転用されている。
駅構造
編集改札は天王寺寄り(1箇所で、上下双方のホームに通じる。南改札)と中央付近(上下線別の改札。中東・中西改札)があるほか、大日寄りに出口専用改札(上下線別の改札。北東・北西改札)がある。詳細は外部リンク先を参照のこと。なお、中東改札は券売機から離れているため、総延長90メートルの天井吊り下げ型の表示板によって乗客を誘導している。トイレは南改札内にのみある。
- 現在の形になるまでは、中央付近の券売機は現在とは反対側の東側にあり、また中東改札は階段を下りたホーム階にあった(そのためコンコース階にはホーム階に下りる階段の先に改札がある旨の案内が掲示されていた)。現在の中東改札が通路の一部を塞ぐ形になっているのは改札を移設したためである。
当駅は、東梅田管区駅に属し、副管区駅長により、関目高殿駅、野江内代駅、都島駅および中崎町駅を管轄している。なお、当駅は副駅長が管理している。
のりば
編集番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 谷町線 | 天満橋・天王寺・八尾南方面[3] |
2 | 都島・大日方面[3] |
利用状況
編集2023年11月7日の1日乗降人員は158,392人(乗車人員:77,549人、降車人員:80,843人)である。Osaka Metro全107駅中第7位であり、谷町線が乗り入れている駅では天王寺駅に次ぐ第2位である[注 1]。御堂筋線が乗り入れていないOsaka Metroの駅では第1位である。また、乗り換え駅である御堂筋線梅田駅、四つ橋線西梅田駅の1日乗降者数を含めると、相互直通を行っていない地下鉄駅では日本一(世界一)の数字となる。
各年度の特定日における利用状況は下表の通りである。なお1969・1995年度の記録については、それぞれ1970・1996年に行われた調査である。
年度 | 調査日 | 乗車人員 | 降車人員 | 乗降人員 | 出典 | |
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府 | メトロ | |||||
1967年(昭和42年) | 11月14日 | 25,187 | 24,913 | 50,100 | [大阪府 1] | |
1968年(昭和43年) | 11月12日 | 29,644 | 35,507 | 65,151 | [大阪府 2] | |
1969年(昭和44年) | 1月27日 | 55,049 | 54,069 | 109,118 | [大阪府 3] | |
1970年(昭和45年) | 11月 | 6日56,813 | 54,972 | 111,785 | [大阪府 4] | |
1972年(昭和47年) | 11月14日 | 59,702 | 58,956 | 118,658 | [大阪府 5] | |
1975年(昭和50年) | 11月 | 7日66,432 | 64,294 | 130,726 | [大阪府 6] | |
1977年(昭和52年) | 11月18日 | 77,831 | 75,845 | 153,676 | [大阪府 7] | |
1981年(昭和56年) | 11月10日 | 92,146 | 90,160 | 182,306 | [大阪府 8] | |
1985年(昭和60年) | 11月12日 | 97,108 | 93,878 | 190,986 | [大阪府 9] | |
1987年(昭和62年) | 11月10日 | 100,381 | 98,234 | 198,615 | [大阪府 10] | |
1990年(平成 | 2年)11月 | 6日101,050 | 102,786 | 203,836 | [大阪府 11] | |
1995年(平成 | 7年)2月15日 | 88,855 | 91,918 | 180,773 | [大阪府 12] | |
1998年(平成10年) | 11月10日 | 82,681 | 86,263 | 168,944 | [大阪府 13] | |
2007年(平成19年) | 11月13日 | 82,937 | 81,757 | 164,694 | [大阪府 14] | |
2008年(平成20年) | 11月11日 | 81,208 | 78,830 | 160,038 | [大阪府 15] | |
2009年(平成21年) | 11月10日 | 78,747 | 77,561 | 156,308 | [大阪府 16] | |
2010年(平成22年) | 11月 | 9日77,149 | 75,281 | 152,430 | [大阪府 17] | |
2011年(平成23年) | 11月 | 8日75,515 | 74,071 | 149,586 | [大阪府 18] | |
2012年(平成24年) | 11月13日 | 77,871 | 76,632 | 154,503 | [大阪府 19] | |
2013年(平成25年) | 11月19日 | 79,182 | 77,843 | 157,025 | [大阪府 20] | [メトロ 1] |
2014年(平成26年) | 11月11日 | 80,176 | 79,714 | 159,890 | [大阪府 21] | [メトロ 2] |
2015年(平成27年) | 11月17日 | 82,639 | 83,904 | 166,543 | [大阪府 22] | [メトロ 3] |
2016年(平成28年) | 11月 | 8日82,821 | 83,855 | 166,676 | [大阪府 23] | [メトロ 4] |
2017年(平成29年) | 11月14日 | 84,199 | 84,340 | 168,539 | [大阪府 24] | [メトロ 5] |
2018年(平成30年) | 11月13日 | 84,054 | 85,867 | 169,921 | [大阪府 25] | [メトロ 6] |
2019年(令和元年) | 11月12日 | 83,099 | 84,613 | 167,712 | [大阪府 26] | [メトロ 7] |
2020年(令和 | 2年)11月10日 | 69,846 | 71,056 | 140,902 | [大阪府 27] | [メトロ 8] |
2021年(令和 | 3年)11月16日 | 69,081 | 71,191 | 140,272 | [大阪府 28] | [メトロ 9] |
2022年(令和 | 4年)11月15日 | 72,158 | 74,465 | 146,623 | [大阪府 29] | [メトロ 10] |
2023年(令和 | 5年)11月 | 7日77,549 | 80,843 | 158,392 | [メトロ 11] |
駅周辺
編集- 大阪富国生命ビル
- 阪神百貨店梅田本店(大阪梅田ツインタワーズ・サウス)
- 阪急百貨店阪急うめだ本店(大阪梅田ツインタワーズ・ノース)
- 新阪急ビル
- 大阪ステーションシティ
- 大阪府曽根崎警察署
- ホワイティうめだ
- 旭屋書店本店
- 露天神社(お初天神)
- 曽根崎お初天神通り商店街
- ごて地蔵
- 大阪駅前第1・第2・第3・第4ビル
- 太融寺
- 曽根崎公設市場
- 大阪日興ビル(SMBC日興証券) - 7番出口直結
- 梅田OSホテル
- 大阪国税局北税務署
バス路線
編集隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集注釈
編集- ^ 最新の路線別データである1998年調査によると、谷町線のみの乗降人員は当駅がずば抜けて多くなっている(同データの場合、天王寺駅は僅差ながら天満橋駅よりも少なくなる)。
出典
編集- ^ 『谷町線東梅田駅で可動式ホーム柵の運用を開始します!!』(プレスリリース)Osaka Metro、2020年2月1日。オリジナルの2020年7月9日時点におけるアーカイブ 。2020年11月27日閲覧。
- ^ オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド 関西私鉄・地下鉄 2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、119頁。
- ^ a b “Osaka Metro|東梅田”. 大阪市高速電気軌道. 2022年10月9日閲覧。
利用状況
編集- 大阪市高速電気軌道
- ^ 路線別乗降人員 (2013年11月19日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2014年11月11日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2015年11月17日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2016年11月8日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2017年11月14日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2018年11月13日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2019年11月12日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2020年11月10日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2021年11月16日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2022年11月15日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2023年11月7日(火)交通調査) (PDF)
- 大阪府統計年鑑
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和43年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和44年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和45年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和46年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和48年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和51年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和53年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和57年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和61年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(昭和63年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)
関連項目
編集外部リンク
編集- 東梅田駅 - Osaka Metro