城野昭
城野 昭(じょうの あきら、1944年11月14日[1] - )は、元テレビ西日本(TNC)・毎日放送(MBS)の男性アナウンサー。
来歴・人物
編集神奈川県藤沢市[2]出身。國學院大學卒。テレビ西日本を経て、1973年に毎日放送へ移籍。
主に野球などスポーツ中継を担当。プロ野球中継では「江夏の21球」で知られる1979年の日本シリーズ第7戦をはじめ、1992年10月10日のヤクルト優勝決定試合、1995年の日本シリーズ第2戦などの実況を担当。年末年始恒例の『全国高校ラグビー大会』では長年にわたり決勝戦の実況を担当。また、かつて行われていた「ソウル国際女子駅伝[3]」のメイン実況も務めた。
1981年春の選抜高校野球の開会式では、入場行進曲(『青い珊瑚礁』)を歌った松田聖子をゲスト席に迎え実況を務める。
局内では「大声アナウンサー」として知られる。また、アナウンサー総出演番組『あどりぶランド』では「時代劇・水戸光圀」で息子を出演させるなど親バカぶりでも知られていた。その模様はムック『まるのまんまあどりぶランド』(シンコーミュージック)に掲載された。
2004年に同局を退職した後は、CS放送のGAORAなどでプロ野球(主に北海道日本ハムファイターズ戦)や社会人野球の実況[4]を務めていたが、2010年8月4日MBSアナウンサー時代の後輩、野村啓司の番組『ノムラでノムラだ♪ EXトラ!』でスポーツ実況からの引退を発表。
CM出演
編集脚注
編集- ^ 『こちら・あどりぶランド』 1986, pp. 73–77.
- ^ NHKウィークリーステラ2001年11月30日号全国アナウンサー名鑑
- ^ MBS・ソウル国際女子駅伝HP
- ^ GAORA社会人野球