バンドル
複数の製品を組み合わせて販売されている製品
バンドル(英: bundle)とは、ある製品に対し別の製品が付属している状態で販売等をすること。反対はアンバンドル[1]。
ソフトウェア
編集1969年に、IBMは大型コンピュータのハードウェア値段から、ソフトウェア値段、システムエンジニアサービス値段、教育サービス値段などをアンバンドルした。それまでは、IBMはこれらすべてを含めた値段にしていた。これ以降、こうした様々な分野の会社の活躍が容易になったといわれている。
メーカー製パソコンに元々導入されているソフトウェアなどは「プリインストール」とも言う。バンドルされるソフトウェアには4通りある。
- 製品として販売されている物がそのまま付属
- 製品として販売されている物に対し機能制限されたものが付属
- 製品として販売されていない、オリジナルの物
- 製品として販売されている物の体験版
制限されていない物の場合は「製品版」、制限がかかっていたり、そのパソコン用に相性などのチェック、システムのカスタマイズがされているものを「バンドル版」などと呼ぶ。バンドル版の場合、製品版へのアップグレードを許している物も多い。
オンラインソフトウェアには、インストール時に他のソフトをインストールするように勧めるものがある。これもバンドルソフトウェアだが、その手法は迷惑アプリとみなされることがある[2]。
バンドル例
編集- タブレットとイラスト描画ソフトウェア
- ビデオカメラと動画編集用ソフトウェア
- ゲーム機とゲームソフト(もしくはゲームソフトのダウンロードコード)
脚注
編集- ^ 英: unbundle
- ^ 樽井秀人 (2017年10月4日). “迷惑アプリのバンドルインストールを防止する「Unchecky」v1.1 〜「Edge」にも対応”. 窓の杜. 2017年10月26日閲覧。