digiKam
作者 | The digiKam Team |
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初版 | 0.8.0 / 2005年11月15日[1] |
最新版 |
8.4.0
/ 2024年7月14日[2] |
リポジトリ | |
対応OS | Linux, Windows, macOS |
サポート状況 | サポート中 |
種別 | 画像管理ソフトウェア |
ライセンス | GNU General Public License |
公式サイト |
www |
digiKam(デジカム)は、デスクトップ環境KDE向けの画像管理ソフトウェアである。ほぼ全ての画像フォーマットをサポートし、写真をディレクトリベースのアルバムや撮影日、もしくはタグによって管理できる。ユーザーは写真にコメントや評価を付けたり、写真の検索や検索結果を「スマートフォルダ」に保存したりすることが可能。
プラグインを追加することによりアルバムをFlickrやGallery2にアップロードしたり、Google EarthのKMLファイルやSimpleviewerにエクスポートしたりすることもできる。 他にも写真をCDに保存したり、インターネット上で公開したりできる。
機能
[編集]digiKamでは、デジタルカメラ上の写真をプレビューしたり、転送もしくは削除したりできる。データの転送中に自動的に写真を変形させることもできる。また、KIPI(KDE Image Plugins Interface)フレームワークとプラグインを用いることにより、赤目現象の処理機能、カラーマネージメントや画像フィルタ機能等を追加することが出来る。digiKamはLinux上で16ビットの画像を処理することが出来る唯一のフリーな画像管理ソフトウェアである。
バージョン0.9.0に新しく搭載された機能は以下のとおりである。
- GPSによる位置判別[※ 1]
- 同期[※ 2]
- iPodへの写真のアップロード[※ 3]
- メタデータの高度編集エディタ[※ 4]
- RAW画像のより良いサポート(digiKamに含まれているdcrawを用いることにより実現)
- フルカラー管理
- 多くの新プラグイン
バージョン0.9.2に新しく搭載された機能は左テーブル[※ 5]、画像エディタ内とプレビューにおける画像のパン・ツールやユーザビリティの改善である。
digiKamはKDEのExtragearにおいて管理されており、活発に開発されている。現在はQt5.4に移植され[3]、WindowsとmacOSでも利用できる[4]。
技術的な情報
[編集]digiKamはKDEのQtライブラリを用い、C++で作成されている。
受賞
[編集]digiKamは「TUX 2005 Readers' Choice Award」を、お気に入りデジタル画像管理ツール部門で受賞した[5]。
注釈
[編集]脚注
[編集]- ^ https://www.digikam.org/news/2005-11-25_digikam_0.8.0_released/
- ^ https://www.digikam.org/news/2024-07-14-8.4.0_release_announcement/
- ^ “digikam-software-compilation.git”. 2017年1月15日閲覧。
- ^ “Index of /stable/digikam”. 2017年1月15日閲覧。
- ^ 2005 Readers' Choice Award, Favorite Digital Photo Management Tool
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- digiKam - digiKam 公式ウェブサイト(全ての機能の紹介あり)
- 公式Kipiプラグインサイト(全ての機能の紹介あり)