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Black&White (ASKAのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ASKA > Black&White
『Black&White』
ASKAスタジオ・アルバム
リリース
録音 Burnish Stone Studio 東ヶ丘
VoltaStudio -Recording-
Sound City 世田谷 Studio
Planear 笹塚 Studio
ジャンル POP
時間
レーベル DADAレーベル
プロデュース ASKA
チャート最高順位
ASKA アルバム 年表
Too many people
(2017年)
Black&White
(2017年)
We are the Fellows
2018年
EANコード
EAN 4571350361531
ASKA シングル 年表
歌の中には不自由がない
2012年
塗りつぶして行け!

Fellows
(2017年)
一度きりの笑顔
2018年
『Black&White』収録のシングル
  1. 「塗りつぶして行け!」
    リリース: 2017年9月13日(配信限定)
  2. 「Fellows」
    リリース: 2017年9月13日(配信限定)
  3. 一度きりの笑顔[4]
    リリース: 2018年1月1日(配信限定)
  4. 黄昏を待たずに[5]
    リリース: 2018年2月12日(配信限定)
ミュージックビデオ
「Black&White(メイキング映像)」 - YouTube
「London 〜38 east end road」 - YouTube
「今がいちばんいい」 - YouTube
「夢でいてくれるでしょう」 - YouTube
「Fellows」 - YouTube
「一度きりの笑顔」 - YouTube
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Black&White』(ブラック・アンド・ホワイト)は、ASKAの9枚目のオリジナル・アルバムで、本作の2曲目の楽曲である。2017年10月25日に発売。発売元はDADAレーベル

背景・リリース

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前作『Too many people』の発売から約8ヶ月の期間を置いて発表された、今年2枚目となるスタジオ・アルバム。2017年9月13日に本作より先行で、「塗りつぶして行け!」「Fellows」「Fellows (Instrumental)」が配信された[6]

同年8月3日から10月4日まで、特典CDが付く先行予約がネットショップやCDショップで行われ、先行予約者には外付特典で「今僕が、この歌をあなたに贈るなら」というコンセプトの第一弾として、セルフカバーしたCHAGE and ASKA1986年発売のシングル楽曲「黄昏を待たずに」が収録されたCDが付く[6]

プロモーション

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店頭用のポスターは、レンチキュラーの技術を使った、左・正面・右で動きが違うという、3面の立体ポスターになるという[7]

チャート成績

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2017年11月6日付のオリコンチャートで初週1.5万枚を売り上げて、初登場6位を記録した[8]

収録曲

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一覧

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共通
全作詞・作曲: ASKA。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.塗りつぶして行け!ASKAASKAASKA
2.Black&WhiteASKAASKAASKA・鈴川真樹
3.LonelinessASKAASKAASKA・鈴川真樹
4.London 〜38 east end roadASKAASKAASKA
5.君と春が来るASKAASKAASKAの音楽を愛する仲間
6.誰がために鐘は鳴るASKAASKAASKA・鈴川真樹
7.オレンジの海ASKAASKAASKA・鈴川真樹
8.今がいちばんいいASKAASKA旭純
9.季節が僕をためしているASKAASKAASKA
10.石の風が吹く道ASKAASKA澤近泰輔
11.夢でいてくれるでしょうASKAASKA旭純
12.僕であるためにASKAASKA澤近泰輔
13.FellowsASKAASKA鈴川真樹
合計時間:
先行予約特典CD
全作詞・作曲: ASKA。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.黄昏を待たずにASKAASKA
合計時間:

楽曲解説

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共通

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  1. 塗りつぶして行け!
    本作の収録曲の中で、疾走感を放つ曲[9]。「オレンジの海」同様に2017年7月26日に自身のブログ内で制作途中のこの楽曲の一部分をYouTubeに投稿した[10]
    同年10月30日に放送されたAbemaTVの『逆指名インタビュー』に第1弾のゲストとして出演した際、亀田興毅らをインタビュアーに逆指名してインタビューを受けた。また、同じ放送回にこの楽曲を披露した[11]
  2. Black&White
    アルバムタイトル楽曲。
  3. Loneliness
    歌詞が完成していない頃に、仮歌で「ロンリネス」と歌ったら、響きが良かったため、仮歌で歌った「Loneliness」をそのまま曲のタイトルと歌詞のテーマにしたという[12]
    2017年10月30日に放送されたAbemaTVの『逆指名インタビュー』で、この楽曲を披露した。
  4. London 〜38 east end road
    「雨の降るロンドンの街の情景」を歌った作品であり「自分で作っておいて、胸がじんと熱くなる」ような楽曲だという[13]
  5. 君と春が来る
    「皆さんに喜んでもらえる様な曲」になっているという[14]
  6. 誰がために鐘は鳴る
    「アルバムの肝になるであろうバラード」だという[15]
    2017年10月30日に放送されたAbemaTVの『逆指名インタビュー』で、この楽曲を披露した。
  7. オレンジの海
    「昭和30年代の景色を、今、仕事に追われている人々がふと思い出している情景を歌った曲」となっている[16]。2017年7月21日の自身のブログ内でYouTubeに制作途中のこの楽曲のさわり部分を投稿したところ、YouTubeの急上昇ランキングで1位を獲得[17]。この獲得によってASKAは翌日の22日に前作のアルバムの楽曲「通り雨」のミュージック・ビデオを公開した[18]
  8. 今がいちばんいい
    今までのASKAには無かったような、ポップスの曲になっており、ASKAは「きっと気に入ってもらえる作品だ」とコメントしている[19]
    2017年10月30日に放送されたAbemaTVの『逆指名インタビュー』で、この楽曲を披露した。
  9. 風景が僕をためしている
    「テンポ感のあるバラード」となっている[20]
  10. 石の風が吹く道
    当初は「漂流者」という題名で制作していたが、サウンドを作っている過程で、ASKAが歌詞に疑問を感じたため、歌詞をサウンドに合う様書き替え、当初の世界観とは全く別の物になったという[21]
  11. 夢でいてくれるでしょう
  12. 僕であるために
  13. Fellows
    ASKAがこの楽曲のカラオケバージョン(一番の部分のみ)をYouTubeに「君が、作詞作曲してみな!」というタイトルをつけて音源を公開した。ASKAは、この音源に歌詞、メロディ、タイトルを付けた作品を募っており、自身のブログでは「君のタイトルは何? メロディは、どうつける? 歌詞もメロディも無限です。ここで君の作品となったこの楽曲に、君の歌として公開してみてください。楽しみです」とコメントしている[22]
    ASKAが2017年10月に立ち上げるオフィシャルサイト名と同じタイトルである[23]
    演奏終了後、しばらくの無音部分を挟み、隠しトラック「一度きりの笑顔」が収録されている。

先行予約特典CD

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  1. 黄昏を待たずに
    セルフカバー企画「今僕が、この歌をあなたに贈るなら」というコンセプトの第一弾となる作品。
    2018年2月12日に配信シングルとして、シングルカットされている。

クレジット

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制作関係者

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  • Manipulator:藤山祥太
  • Sound director:鈴川真樹
  • Music engineer:三浦健介、石塚良一
  • Mastering engineer:元山龍王
  • Photo & Graphic designer:西本和民
  • Stylist:東野邦子 (NEUTRAL)
  • Hair&Make:咲川倫子
  • Special Thanks:わかりあっている仲間たち

参加ミュージシャン

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塗りつぶして行け!

  • Bass:荻原基文
  • Guitar:鈴川真樹
  • Chorus:藤山祥太
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

Black&White

  • Drum:江口信夫
  • Bass:荻原基文
  • Guitar:鈴川真樹
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

Loneliness

  • Drum:今泉正義
  • Bass:惠美直也
  • E.Guitar:鈴川真樹
  • A.Guitar:狩野良昭
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

London ~38 east end road

  • Guitar:鈴川真樹
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

君と春が来る

  • Guitar:鈴川真樹
  • Synthesizer&Programming:ASKAの音楽を愛する仲間

誰がために鐘は鳴る

  • Guitar:鈴川真樹
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

オレンジの海

  • Guitar:鈴川真樹
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

今がいちばんいい

  • Guitar:是永巧一
  • Chorus:Fellows
  • Synthesizer&Programming:旭純

風景が僕をためしている

  • Drum:今泉正義
  • Bass:惠美直也
  • E.Guitar:鈴川真樹
  • A.Guitar:狩野良昭
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

石の風が吹く道

  • Guitar:古川昌義
  • Synthesizer&Programming:澤近泰輔

夢でいてくれるでしょう

  • Guitar:鈴川真樹
  • Synthesizer&Programming:旭純

僕であるために

  • Drum:今泉正義
  • Bass:惠美直也
  • Guitar:鈴川真樹
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:澤近泰輔

Fellows

  • Drum:江口信夫
  • Bass:荻原基文
  • Guitar:鈴川真樹
  • Piano:澤近泰輔
  • Synthesizer&Programming:鈴川真樹、藤山祥太

映像作品

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『Black&White Music Video』
ASKAミュージック・ビデオ
リリース
ジャンル POP
時間
レーベル DADAレーベル
ASKA 映像作品 年表
Too many people Music Video + いろいろ
(2017年)
Black&White Music Video
(2018年)
ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE-
2019年
EANコード
EAN 4571350361678(Blu-ray盤)
EAN 4571350361661(DVD盤)
作品紹介動画
「Black&White MV集 ダイジェスト版」 - YouTube
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Black&White Music Video』(ブラック・アンド・ホワイト ミュージック・ビデオ)が、2018年7月25日に発売。発売元はDADAレーベル。

解説

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MV6曲と共に、日々の日常で感じたことをASKA自身が語っている映像や、メーキング映像が収録されている。

収録映像

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  1. Fellows
    スタジオで赤のギターを持って熱唱する姿が収録されている。撮影日は2018年5月17日であり、赤のギターは、前日16日にFender社を訪問した際に還暦を記念して入手したものである[24]
  2. 今がいちばんいい
  3. 「日常_1」
  4. 「日常_2」
  5. 夢でいてくれるでしょう
  6. London〜38 east end road
  7. 「日常_3」
  8. 「日常_4」
  9. Making
  10. Black&White
    仲間との撮影の一日で構成されている[25]
  11. 一度きりの笑顔
    2017年12月25日にYouTubeで公開されたMVとは別に、新たに撮り直されたものである。
  12. End roll

脚注

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出典

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  1. ^ Black&White オリコン 2017年11月1日閲覧
  2. ^ 【ビルボード】東方神起の復帰作が総合アルバム首位 ダウンロード1位はハイスタ Billboard JAPAN 2017年11月1日閲覧
  3. ^ Billboard Japan Top Albums Sales 2017年11月1日付 Billboard JAPAN 2022年3月19日閲覧
  4. ^ 隠しトラックのため、曲順には記載されていない。
  5. ^ ASKAがセルフカバーしたものであり、特典CDの収録曲である。
  6. ^ a b aska_burnishstone (2017年8月1日). “ご報告です。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  7. ^ aska_burnishstone (2017年8月31日). “撮影、無事終わりました。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  8. ^ オリコン2017年11月6日付 アルバムランキング オリコン ウェブ魚拓使用 2017年11月1日閲覧
  9. ^ aska_burnishstone (2017年9月12日). “ぐわぁーーーあっ!!(背伸び) 追記あり”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  10. ^ aska_burnishstone (2017年7月26日). “塗りつぶして行け”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  11. ^ ASKAぶち上げた!来年「毎月楽曲を世の中に」 - 音楽 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年6月7日閲覧。
  12. ^ aska_burnishstone (2017年8月8日). “昨日は、たっのしかったなぁ。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  13. ^ aska_burnishstone (2017年7月5日). “ちょっと、休憩中。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  14. ^ aska_burnishstone (2017年7月14日). “仮歌終了。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  15. ^ aska_burnishstone (2017年9月9日). “歌入れ中。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  16. ^ aska_burnishstone (2017年7月20日). “ふぉふぁよ〜。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  17. ^ aska_burnishstone (2017年7月21日). “オレンジの海”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  18. ^ aska_burnishstone (2017年7月22日). “通り雨”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  19. ^ aska_burnishstone (2017年9月8日). “あと、ふたつだ。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  20. ^ aska_burnishstone (2017年9月5日). “1曲、仕上がった。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  21. ^ aska_burnishstone (2017年9月12日). “書き直し。全取っ替えをいたしました。”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  22. ^ Inc, Natasha. “ASKA、YouTubeで呼びかけ「君が、作詞作曲してみな!」(動画あり)”. 音楽ナタリー. 2024年6月7日閲覧。
  23. ^ aska_burnishstone (2017年7月19日). “Tug of C&A会員番号”. ASKA_burnishstone’s diary. 2024年6月7日閲覧。
  24. ^ 「Black&White」MV集撮影|BLOG|ASKA Official Web Site 「Fellows」”. ASKA Official Web Site 「Fellows」 (2018年5月18日). 2024年6月7日閲覧。
  25. ^ MV集 + 日常|BLOG|ASKA Official Web Site 「Fellows」”. ASKA Official Web Site 「Fellows」 (2018年6月13日). 2024年6月7日閲覧。

外部リンク

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